

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
rviz2とは?
rviz2は ROS2 のための3D可視化ツールです。ロボットのセンサデータや自己位置推定、TF座標系、経路計画の結果などを画面上の3D空間で表示することができます。リアルタイムにデータを観察することで、開発やデバッグが格段に楽になります。
rviz2と rviz の違い
rvizは元々 ROS1 の可視化ツールであり、rviz2はその後継として ROS2 対応版として開発されました。機能の基本は似ていますが、データの取り扱い方やノード間の通信方式などROS2の仕様に合わせて動作します。導入する際は、あなたの環境が ROS2 であることを確認してください。
使い方の基本
起動方法はシンプルです。端末で rviz2 を起動すると、まず空の3D空間が表示されます。左側の Displays パネルには追加可能なデータ表示が並んでおり、右下の View でカメラの視点を調整します。
表示したいデータを追加するには Display の追加 をクリックして、以下の代表的なディスプレイを選択します。
| 表示項目 | 用途 | 例 |
|---|---|---|
| LaserScan | レーザセンサの距離データ | 障害物の位置を点として表示 |
| PointCloud2 | 3D点群データ | 周囲の形状を3Dで視覚化 |
| TF | 座標系の関係を可視化 | ロボットの基準点と各部の位置関係 |
| Odometry | 位置と速度の推定値 | 移動経路の追跡 |
このほかにも RobotModel や Camera 表示など、ROS2 ノードが公開するデータを自由に表示できます。表示を追加した後は、各ディスプレイの設定を調整して、色や大きさ、可視化の閾値を自分の見やすさに合わせましょう。
基本的な使い方の流れ
1. 環境の準備:ROS2 のインストールと RViz2 の導入を済ませます。
2. データの公開:あなたのロボットやシミュレーションが、LaserScan や PointCloud2 などのデータを出力していることを確認します。
3. 可視化の設定:rviz2 を起動し、Displays に表示したいデータを追加します。
4. 調整と保存:視点の設定やディスプレイのパラメータを整え、設定を rviz2 のファイル として保存しておくと再利用できます。
よくあるポイント
ROS2 の環境依存が原因で表示が出ないことがあります。その場合は、正しい ノード同士の通信 が成立しているか、Fixed Frame が正しいかを確認してください。 tf が崩れていると、座標系の表示がずれることがあります。
参考リンクと次のステップ
公式ドキュメントやチュートリアルを参照して、より高度な使い方を学びましょう。ロボットの実機やシミュレーションを使って、 rviz2 の機能を体験してみてください。
rviz2の同意語
- rviz2
- ROS 2 用の可視化ツール。センサデータやロボットの状態を3D/2Dで表示する公式ソフトウェアです。
- RViz2
- rviz2 の表記ゆれ。ROS 2 用のデータ可視化ツールで、3D 表示を中心に視覚化します。
- ROS 2 用 RViz
- ROS 2 向けの RViz。ROS 2 のデータを可視化するツールです。
- RViz(ROS 2 版)
- ROS 2 に対応した RViz の呼称。ROS 2 用のビジュアライザーとして機能します。
- ROS 2 視覚化ツール
- ROS 2 環境でデータを視覚化するツールの総称です。
- ROS 2 可視化ツール
- ROS 2 のデータを可視化するソフトウェア全般を指します。
- ROS 2 用の3D可視化ツール
- ROS 2 のデータを3D表示するための可視化ツール。
- ROS 2 用の3Dビジュアライザー
- 3D 表示に特化した ROS 2 用のビジュアライザー。
- RViz2(ROS 2 版)
- ROS 2 環境で動作する RViz のこと。3D 表示が可能な可視化ツールです。
- RViz2 ビジュアライザー
- ROS 2 用のビジュアライザー。センサデータや状態を3Dで表示します。
- rviz
- ROS1 で長く使われてきた可視化ツールの名称。ROS2 では rviz2 が主に使われますが、基本機能は共通です。
- 3D可視化ツール ROS2
- ROS 2 用の3D可視化ツール。地図・センサ・ロボット姿勢などを3Dで表示します。
- センサデータ可視化ツール(ROS2)
- ROS 2 環境でセンサデータを可視化するツール。LiDAR・カメラなどのデータを一目で確認できます。
- ロボットデータ視覚化ツール(ROS2)
- ROS 2 のロボットデータ全般(位置・姿勢・センサ情報)を視覚化するツール。
rviz2の対義語・反対語
- 非可視化
- rviz2はデータを3Dで可視化して表示しますが、それを行わない状態・ツールを指します。データを画面に表示せず、計算結果や状態を数値やログだけで扱うイメージです。
- CLI中心・テキストベースの操作
- rviz2はGUIで操作する可視化ツールですが、対となるのはコマンドラインのみ・テキストベースで操作するツール。視覚的フィードバックが少なく、画面表示を伴いません。
- GUI不要・GUIレス
- rviz2はGUI依存ですが、GUIが不要・使わない状態を指します。グラフィカルな画面を使わず、バックグラウンド実行や別ツールの利用を想定します。
- 2D表示のみ
- 3Dの立体描画を用いず、2D表示だけの可視化を指す対義案。3D表示を省略した表示方法です。
- 実機運用のみ・シミュレーションなし
- rviz2はデータの可視化を補助するツールですが、シミュレーション機能を含まない実機運用のみを対義とする案です。
- データ非可視化
- データを可視化せず、結果をグラフィカルに表示しない状態を指します。統計値やログのみで判断するイメージです。
- テキストログ重視のデバッグツール
- 視覚的なグラフ表示を伴わず、テキストログや数値データの追跡・デバッグを重視するツール・手法を対義として捉えます。
rviz2の共起語
- ROS 2
- Robot Operating System 2の略。ROSの次世代ミドルウェアで、分散通信やパラメータ管理を提供する。
- RViz
- ROS用の3D可視化ツール。センサデータやロボットの状態、座標変換などを画面に表示する。
- rviz2
- ROS 2向けの3D可視化ツール。ROS 2のトピックやメッセージに対応して表示を行う。
- PointCloud2
- 点群データを格納するROSの標準メッセージ。3D点の集合を表し、RVizで表示可能。
- LiDAR
- レーザー距離計センサ。高密度の点群データを生成する主な出力元。
- LaserScan
- ROSのレーザースキャンデータのメッセージ形式。1回の走査データを表す。
- Camera
- カメラ画像データ。RVizで画像を表示するのに使われる。
- TF2
- 座標系の変換情報を管理するROS 2のライブラリ。フレーム間の位置関係を扱う。
- Transform
- 座標系の変換データ。あるフレームから別のフレームへ変換する情報。
- Pose
- ロボットの位置と向きを表すデータ構造。
- PoseStamped
- 時刻付きのPoseデータ。時間情報を持ち、同期表示に用いる。
- Marker
- RVizで表示できる基本的な3Dオブジェクト(矢印、箱、球など)。
- MarkerArray
- 複数のMarkerを同時に表示するためのメッセージ。
- InteractiveMarker
- RViz上でドラッグなどの操作ができる対話用マーカー。
- URDF
- Unified Robot Description Format。ロボットの形状・関節情報をXMLで記述する。
- Xacro
- URDFを生成するためのXMLマクロ言語。
- RobotDescription
- URDF/Xacroのデータを格納するROSパラメータ名。
- RobotModel
- ロボットの3Dモデル情報。RVizで表示する際に参照されることが多い。
- Gazebo
- 物理シミュレータ。 rvizと組み合わせてロボットの挙動を視覚化・検証する場面で使われる。
- MoveIt
- 運動計画とロボット操作の統合フレームワーク。RVizで計画結果を可視化する。
- MoveIt2
- MoveItのROS 2版。ROS 2環境でMoveItを動かす際に使われる。
- Nav2
- Navigation2。ROS 2のナビゲーションスタックで、地図・経路・自己位置推定を可視化する場面が多い。
- Navigation2
- Nav2の別称・表記ゆれ。ROS 2の経路計画・地図機能を指す。
- geometry_msgs
- 幾何データ(座標、向き、ベクトルなど)の標準メッセージ群を含むパッケージ。
- sensor_msgs
- センサデータの標準メッセージ群を提供するパッケージ。
- nav_msgs
- ナビゲーション関連の標準メッセージ群を提供するパッケージ。
- TransformStamped
- 時刻付きの座標変換情報のメッセージ。TF/Tf2で使われるデータ型。
- rviz configuration
- RVizの表示設定ファイル(.rviz)。表示項目や並びを保存する。
- rviz plugin
- RVizの機能拡張を提供するプラグイン。追加表示や新しいディスプレイを追加できる。
- MarkerTypes
- Markerの形状種別(ARROW、CUBE、SPHEREなど)を指す表現。
- Color
- 色情報。RViz上のオブジェクトの見た目を決定する属性。
rviz2の関連用語
- rviz2
- ROS 2 用の可視化ツール。センサデータ、TFフレーム、ロボットモデルなどを3D/2Dで表示・操作できます。
- RViz
- ROS 1 系の可視化ツール。ROS2 では rviz2 が標準として使われます。
- ROS2
- Robot Operating System 2。ロボットソフトウェアのためのミドルウェアとツール群。
- ROS
- Robot Operating System。ROS1 の世代のミドルウェアとツール群。
- TF / tf2
- 座標変換と座標系の関係を管理する仕組み。RViz ではフレーム間の関係を可視化できます。
- URDF
- ロボットの形状・関節・動作範囲を XML で記述する形式。RobotModel で RViz に表示可能。
- SDF
- ロボットや環境のモデルを表す記述形式。主に Gazebo で利用される。
- PointCloud2
- 3 次元点群データの標準メッセージ。RViz の PointCloud2 ディスプレイで視覚化します。
- LaserScan
- 2D レーザーレーダーのデータ形式。RViz の LaserScan ディスプレイで表示。
- Odometry
- ロボットの位置・姿勢・速度を表すデータ。RViz の Odometry ディスプレイで可視化。
- Path
- nav_msgs/Path。ロボットが通過した経路や計画経路を表示します。
- Marker
- visualization_msgs/Marker。点・線・矢印などの任意の形状を RViz に描画します。
- MarkerArray
- 複数の Marker を配列として表示するデータ型。
- RobotModel
- URDF/ロボット状態を3Dモデルとして表示する RViz のディスプレイ。
- Image
- sensor_msgs/Image。カメラ画像を RViz で表示します。
- Camera
- カメラのRGB/深度情報を統合して表示するディスプレイ。
- Grid
- 床のグリッドを表示するディスプレイ。位置合わせの目安になります。
- Axes
- 原点からの座標軸を表示するディスプレイ。姿勢の把握に役立ちます。
- InteractiveMarker
- ユーザーがマーカーをドラッグしてオブジェクトを操作できる機能。
- OccupancyGrid
- 2D 地図データを占有グリッドとして表示します。
- RViz設定ファイル
- RViz の表示設定を保存するファイル。拡張子 .rviz の設定を共有可能。
rviz2のおすすめ参考サイト
- ROS2とは何か - コンセプトと全体像 - - VA Linux エンジニアブログ
- ROS 2初心者向けレベル2 – TF | URDF | RViz | Gazebo - note
- ROSとは/ROS2とは|ロボット基礎技術 - Robot-tech



















