述部・とは？初心者にもわかる基本ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

はじめに

このページでは「述部・とは？」をやさしく解説します。日本語の文を理解するうえで、述部は文の意味の中心となる大切な部分です。述部は主語がしていることや状態を表す部分であり、動詞や形容詞、あるいはそれらに助動詞がついた形で現れます。

初心者の方には、まず「主語と述部という関係」をイメージすると理解しやすくなります。主語は誰のことを話しているのかを示し、述部はその人や物がどうなっているのか、何をしているのかを伝えます。日本語では主語が省略されることも多いですが、述部の形は文の意味を決定づける核となります。

述部の基本

述部は大きく分けて三つのタイプが基本です。第一は動詞がそのまま述部になるタイプ、例としては
私は花を咲かせるという文の「咲かせる」が述部です。

第二は形容詞や形容動詞が述部になるタイプです。例えば空が青いという文の「青い」が述部です。第三は助動詞がついた形で現れるタイプです。走っていますのように動詞に助動詞が付くと、述部全体としての意味が変化します。

重要なのは述部は動作や状態を説明する部分であり、主語を説明する部分ではない点です。日本語では主語が省略されることが多く、述部だけを見て意味を拾う練習が必要です。

実践的な見分け方

文の末尾に現れる語が多くの述部です。つまり文の最後の語が動詞・形容詞・形容動詞・その派生形や助動詞で終わっている場合、それが述部になります。逆に主語を示す名詞や助詞は述部ではありません。例えば次の文を見てみましょう。

例文	述部	備考
私はリンゴを食べる	食べる	動詞が述部
空は高い	高い	形容詞が述部
彼女は走っています	走っています	動詞+助動詞の複合形
雨が降っている	降っている	動詞の連用形＋いる

上の表を見てわかるように、述部は文の意味の核となる語です。動詞や形容詞が中心となり、助動詞がつくと意味が細かく変化します。初心者のうちは、まずはこの表のように“述部は何か”を特定する練習を繰り返すと自然と見分けられるようになります。

実践のコツと練習ポイント

最初のポイントは「主語と述部の関係を意識する」ことです。日本語では主語が省略されることが多いので、文末の語が何を表しているのかを中心に考えると理解が進みます。

次の練習を試してみましょう。自分の好きな動作や状態を短い文にしてみて、どの語が述部になるかを判断します。例えば「ペンは書ける」「猫は眠い」「彼らは勉強しています」などです。これを声に出して読んでみると、述部の形が自然と体に染みつきます。

まとめ

述部とは文の中心となる動作や状態を表す部分です。動詞や形容詞、形容動詞、そしてそれらに付く助動詞が述部を構成します。主語と述部の関係を理解し、文末の語が何を表しているのかを意識して練習を重ねると、中学生レベルでもしっかりと理解できるようになります。

述部の関連サジェスト解説

述部とは例: 述部とは、文の中で“何がどうであるか”を伝える部分のことです。動作・状態・性質など、主語が指すものについての「述べる内容」を担当します。日本語の文では、主語を表す主語部分と、述べる内容を示す述部が組み合わさって1つの文になります。述部には動詞、形容詞、形容動詞、あるいはそれらに助動詞がついた形が入ります。基本的な考え方はシンプルです。例えば「猫が走る」という文では、猫が主語、走るが述部です。別の例として「雨が降っている」では降っているが述部です。「彼は元気だ」では元気だが述部。「本を読んでいる」では読んでいるが述部となります。さらに「今日は寒い」では寒いが述部です。述部は文の最後に置かれることが多く、語尾の形（〜だ、〜ます、〜ている、〜たなど）で時制や継続を表すことができます。主語が省略された文でも、文脈から述部を特定すれば意味を理解できます。述部を見分けるコツは、何が「どうなっている／どうするのか」を答える語を探すことです。日常的な文章を読んだり、話したりする練習を重ねると、述部の役割が自然と見えてきます。
述部とは簡単に: 述部（じゅつぶ）とは、文の中で動作や状態を表す部分のことです。日本語の文は、だれが何をするのか、今どうなっているのかを伝えます。その“していること”や“状態”を伝える役割が述部です。一般に、述部は動詞や形容詞、形容動詞、そして助動詞をつなげて作られ、文の最後に置かれることが多いです。例えば「犬が吠える」では「吠える」が述部で、主語は「犬」、動詞の形がそのまま述部の役割を果たします。別の例として「花はきれいだ」では「きれいだ」が述部です。述部が何を表すかで、文の意味は決まります。動作を表す述部は「走る」「食べる」「読む」といった動詞が中心です。状態を表す述部は「きれいだ」「静かだ」「楽しいです」などがあり、動詞以外の形で述部になることもあります。日本語の文では主語を省略することが多く、聞き手が話の主体を推測する場面があります。見分け方のコツとしては、文の最後の語が述部になっていることが多い点を覚えると良いです。つまり、主語の情報の後ろに来て、文の意味を決定づける語を探すと述部をつかみやすいです。練習のヒントとして、身の回りの文を観察して主語と述部を分けてみましょう。例文を使ってみましょう。1) 私は本を読む。述部は読む。2) 猫が眠っている。述部は眠っている。3) それは楽しいです。述部は楽しいです。言い換えや応用として、述部を理解すると作文のリズムがつきやすく、文章の意味を取り違えにくくなります。
主部述部とは: 主部述部とは、日本語の文を理解するうえで基本となる考え方です。簡単に言えば、主部は「話の中心になる語」、述部は「その語についてどうなっているか・何をしているかを表す語」です。主部は名詞や名詞句が多く、文の前半に来ることが多いです。述部は動詞・形容詞・助動詞「です／だ」など、状態や動作を表す語が入ります。見分け方のコツを知ると、文の意味をすぐに掴めるようになります。まず、文の中で“だれが・なにが”について話しているのかを探します。これが主部です。次に、その主部についてどういう状態なのか、または何をしているのかを表す語を探します。これが述部です。例をいくつか見てみましょう。1) 犬が走る。　- 主部: 犬 / 述部: 走る2) 私は学生です。　- 主部: 私 / 述部: 学生です3) 天気がいい。　- 主部: 天気 / 述部: がいい4) 彼女は元気です。　- 主部: 彼女 / 述部: 元気です補足として、日常の会話や作文では主部を省略することもありますが、正式な文法の観点では主部と述部の組み立てを意識すると、文の作り方や意味の理解がぐんと楽になります。さらに、主部述部とはというキーワードは、文章の基本構造を学ぶ際の土台になります。最初は上の例のように、単純な文から主部と述部を分けて練習してみましょう。習慣づくと、長い文でも主部と述部の役割がすぐに見えるようになります。
国語述部とは: 国語の授業でよく出てくる言葉に「述部（じゅつぶ）」があります。これは文の中で、主語について何かを述べる部分のことです。日本語の文は大きく「主語」と「述部」で成り立っています。主語はだれが、または何が文の話題かを表し、述部はその主語についての出来事や状態を伝えます。述部には動詞、形容詞、形容動詞、そして丁寧語の形などが入ります。例えば「猫が鳴く」では「鳴く」が述部です。主語は「猫が」。同じように「彼は元気だ」では「元気だ」が述部です。述部を見つけるコツは、文の終わりの語尾、動詞・形容詞に注意することです。多くの日本語の文は終わりの語で述部が決まります。したがって、文末の語を見て何が言われているかを考えると、述部を特定しやすくなります。もう少し具体的に見てみましょう。- 花が咲く → 述部は「咲く」- 雨が降っている → 述部は「降っている」- 私は本を読む → 述部は「読む」- 今日は寒いです → 述部は「寒いです」- 彼女は友達と遊んだ → 述部は「遊んだ」なお「述部」と「述語」は、実際の授業でほぼ同じ意味として使われることが多いです。ただし厳密には「述部」は文の中で主語について情報を伝える部分全体を指すことがあり、「述語」は動作や状態を意味する語の働きそのものを指すこともあります。初心者の方は、最初はどちらも「文の情報の核となる部分」と覚えておくとよいでしょう。最後に練習問題として、次の文の述部を見つけてみてください。1) 彼は速く走る。 → 述部は？2) 桜は美しく咲いている。 → 述部は？3) 私たちは宿題を終えた。 → 述部は？このように、述部を正しく理解すると、文のしくみや意味の読み取りがずっと楽になります。

述部の同意語

述語: 文の主語について何かを述べる部分の総称。動詞・形容詞などを中心に、主語の状態・動作・性質を表す語句が含まれる。現代の日本語教育で最も一般的に使われる用語です。
謂語: 古典日本語や漢語由来の用語で、述部とほぼ同義に用いられます。現代語では日常的には使われませんが、文法書や学術的文献で同義語として見られることがあります。
述語部: 述部の別称として使われることがある語。文中の主語についての情報を述べる部分を指す表現で、研究用語として使われる場面もあります。

述部の対義語・反対語

主語: 述部が述べる内容の対象となる語句。例:『犬が走る』の『犬が』は主語。述部（走る）が語るのはこの主語についての情報です。
話題: 文の中心的な取り扱い対象。話題は文中で話題として取り上げられる語・句で、述部がその対象についての情報を述べる前提となることが多いです。
焦点: 文の中で特に強調・伝えたい情報の部分。述部が事実を述べる際の対象を示す一方、焦点は伝えたい核となる情報を指します。
補語: 述部を補完して意味を完成させる成分。目的語や補語など、述部の意味を補足する役割を担います（必ずしも対語ではなく補助的要素として対比的に捉えられることが多いです）。
名詞句: 名詞中心の語句。述部は動詞・形容詞で表現されることが多い一方で、名詞句は述部の対になる別の機能を果たすことがあります。