

高岡智則
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0-rttとは?基本のキホン
0-rtt(ゼロラウンドトリップ)は、インターネットの通信を早く始める工夫のひとつです。主に TLS 1.3 や QUIC という新しい通信技術と一緒に使われます。
通常の接続では、クライアントとサーバーが「挨拶」をしてから実際のデータをやり取りします。これをハンドシェイクと呼び、データを送るまでに時間がかかります。
一方、0-rtt では「前回このサーバーとやりとりしたことがある」という情報を使って、初回の握手を省略できます。その結果、接続開始が速くなるのが大きなメリットです。
どういう仕組みなのか
0-rtt は「事前に共有した秘密情報」を使います。これを PSK(Pre-Shared Key)と呼ぶこともあります。クライアントは、以前のセッションから得た情報を覚えており、それを使ってサーバーにすぐデータを送ることができます。これにより、最初のデータ転送が従来より早く始まります。
ただし、ここにはリスクもあります。過去の情報を使うため、同じサーバーへ再接続したときにデータが盗まれたり、リプレイ攻撃といった問題が起きる可能性があります。リプレイ攻撃とは、過去のデータを繰り返し送信することで不正操作を狙う攻撃です。
メリットとデメリット
メリットは次の3つです。
- 接続の速度向上:初回のハンドシェイクを省略できるため、ページ表示が早くなります。
- 初回体験を滑らかにする:初見の遅さが減り、快適さが増します。
- サーバー側の負荷分散がしやすい場面:複数の接続を効率よく処理できる場合があります。
デメリットとしては次の点が挙げられます。
- リプレイ攻撃のリスクがあるため、適切なセキュリティ対策が必要です。
- すべてのサイトで使われるわけではなく、サーバーとブラウザの両方が対応している必要があります。
- サーバー側の設定が難しく、正しく実装しないと問題が起きやすいです。
0-rtt の実務での使い方
実務で 0-rtt を使うには、主に以下の条件を満たす必要があります。
まとめ
0-rttは、インターネットの接続を速くする強力な技術ですが、リスクも伴います。使う場面を選び、相手のサーバーと自分の環境が 0-rtt に対応しているかを確認しましょう。初心者の人は、まずは「どのサイトが 0-rtt を使っているのか」を観察したり、公式の説明を読んだりするのがおすすめです。
表で見るポイント
| 内容 | |
|---|---|
| 速度 | 初回接続のハンドシェイクを省略して速く接続開始 |
| セキュリティの注意点 | リプレイ攻撃のリスクがあるため適切な対策が必要 |
| 用途の例 | TLS 1.3/QUIC を使うサイトやアプリで採用されることが多い |
| 導入の難易度 | サーバー・クライアント双方の設定が関係するため中〜難易度 |
0-rttの同意語
- 0-RTTデータ
- TLS 1.3 のハンドシェイク前に送信できるデータのこと。0回の往復時間を待たずに送信される“早期データ”を指します。
- ゼロRTTデータ
- 0-RTTデータの別表記。TLS 1.3 での早期データを指す表現。
- 0RTTデータ
- 0-RTTデータの表記揺れの一つ。ハイフンなしで書かれることがある表現。
- ゼロ・ラウンドトリップデータ
- 0 回の往復時間でデータを送信できるという意味の日本語表現。0-RTTデータの直訳系。
- ゼロラウンドトリップデータ
- 同義。0-RTTデータを日本語風に表現した呼び方。
- 早期データ
- TLS 1.3 で用いられる“0-RTTデータ”の一般的な呼び方。ハンドシェイク前に送信されるデータのこと。
- 0-RTTハンドシェイクデータ
- 0-RTT を使って送信されるハンドシェイク関連のデータを指す表現。
- TLS 1.3の0-RTTデータ
- TLS 1.3 仕様における0-RTTデータ。前回のセッション情報を利用して送信される早期データのこと。
- 0-RTT再開データ
- 前回のセッション情報を用い、0-RTT で送信されるデータを指す表現。
0-rttの対義語・反対語
- 1-RTT
- 0-RTTの対義語として最も一般的な表現。データを送信する前に最低でも1回の往復遅延(RTT)が必要なハンドシェイクのこと。初回データ送信まで時間を要するが、セキュリティの観点では0-RTTより安全とされることが多い。
- 通常のTLSハンドシェイク
- 0-RTTを使わず、ハンドシェイク完了後にデータを送信するTLSの標準的な手順。遅延は生まれやすいがセキュリティリスクは低い。
- TLS1.2ハンドシェイク
- 0-RTTをサポートしていないTLS1.2のハンドシェイク。初回データ送信までに複数の往復が必要になるケースが多い。
- 従来型ハンドシェイク(初回セッション確立の完全ハンドシェイク)
- 0-RTTを使わず、初回セッションを完全なハンドシェイクで確立する構成。遅延は大きくなるが、セキュリティ上の懸念は低くなることが多い。
0-rttの共起語
- TLS 1.3
- 0-RTTのデータ送信を実現する、現在の主流となっている暗号化通信規格。
- 0-RTTデータ
- ハンドシェイクの開始前に送信できるデータのこと。事前共有鍵(PSK)を使い暗号化・認証される。
- PSK(事前共有鍵)
- クライアントとサーバが事前に共有する鍵。0-RTTデータの暗号化と認証に用いられる。
- 早期データ
- 0-RTTデータと同義で使われる用語。ハンドシェイク前に送信されるデータを指す。
- リプレイ対策
- 0-RTTにはリプレイ攻撃のリスクがあるため、再現性を検知・防止する対策が必要。
- RFC 8446
- TLS 1.3の正式仕様文書。0-RTTの仕様もここに規定されている。
- QUIC
- UDPベースの高速通信プロトコル。TLS 1.3を組み合わせて0-RTTを利用するケースがある。
- TLSハンドシェーク
- 暗号化通信を確立するための初期交渉。0-RTTはこの過程と密接に関係する。
- セッション再開
- 再接続時に同一セッション情報を用いて高速化する機構。0-RTTはこの仕組みの一部として機能することがある。
- セッションチケット
- サーバがクライアントに再利用情報を発行する仕組み。0-RTTの際にも活用されることがある。
- ClientHello
- TLSハンドシェークの最初のクライアントメッセージ。PSKや0-RTT関連情報が含まれることがある。
- EncryptedExtensions
- TLS 1.3のハンドシェーク中に暗号化された拡張領域。
- セキュリティリスク
- 0-RTTにはリプレイや機密情報漏洩などのリスクがあり、適切な対策が求められる。
0-rttの関連用語
- 0-RTT
- TLS 1.3で導入されたゼロラウンドトリップ機構。前回のセッション情報を使い、握手の一部を省略して接続開始を速くする。
- Early Data
- 0-RTTデータとも呼ばれ、握手前に送信できるアプリケーションデータのこと。サーバが許可した場合のみ受理され、セキュリティ的制約がある。
- TLS 1.3
- 最新のTLS規格。0-RTTをサポートし、従来より速い接続確立を実現する。
- TLSハンドシェイク
- TLS接続を確立する一連の手順。0-RTTはこの過程の一部を事前に実行する。
- 1-RTTハンドシェイク
- 従来の完全なTLS握手。1回のラウンドトリップで完了することを想定する。
- PSK
- Pre-Shared Keyの略。事前共有鍵でセッション再開や0-RTTの基盤になる。
- External PSK
- 外部で提供される事前共有鍵。0-RTTデータを許可する鍵として使われることがある。
- セッション再開
- 以前のTLSセッション情報を再利用して新しい接続を短く開始する仕組み。
- セッションチケット
- 前回のセッション情報をクライアントに保存させ、後の接続で再利用する手段。0-RTTにも関係する。
- リプレイ保護
- 0-RTTデータのリプレイ攻撃を防ぐための対策。サーバはデータの再利用を検証する。
- リプレイ攻撃
- 過去の通信を再送信して不正利用する攻撃。0-RTTに特有のリスクの一つ。
- QUIC
- TLS1.3と組み合わせることで低遅延を実現する新しい輸送層プロトコル。0-RTTを活用する場面がある。
- HTTP/3
- HTTPの新規仕様版。QUIC上で動作し、0-RTTの利点を活かせる。
- TLS 1.3暗号スイート
- TLS 1.3で使われる暗号アルゴリズムの組み合わせ。データ保護の方法を決める要素。
- フォワードセキュリティ
- 将来鍵が漏洩しても過去の通信が解読されない性質。0-RTTデータはこの性質を保証しない点に注意。
- セキュリティリスクと注意点
- 0-RTTにはリプレイ、データ再利用、長期鍵の悪用などのリスクがある。適切なポリシーが重要。
- 互換性とポリシー
- 0-RTTはサーバが受け入れるかどうかに依存する。対応状況はサーバ実装と設定次第。
- 実装とサポート状況
- OpenSSL、BoringSSL、NSS などのTLS実装での0-RTT対応状況は実装バージョンによって異なる。



















