

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
はじめに
日常生活で聞く機会はあまり多くない言葉ですが、科学を学ぶときにはとても大切な概念です。今回取り上げるのは 融解エンタルピー です。難しそうに見えますが、身近な例を使えば中学生でも理解できるようになります。まずは基本の意味と、なぜ必要なのかを順番に見ていきましょう。
融解エンタルピーとは何か
融解エンタルピーとは、固体が液体へと変わるときに必要となるエネルギーのことを指します。標準状態と呼ばれる条件(通常は温度と圧力が一定で、物質が安定したとき)で、固体から液体へ変わるために投入されるエネルギーの量を表します。化学式で表すと ΔHfus(融解エンタルピーの記号)となることが多く、単位は kJ/mol(キロジュール毎モル)です。つまり 1モルの固体を融かすのに必要なエネルギーのことを指しています。
エネルギーと温度の関係
重要な点は、融解が起こっている間は温度が上がらないことです。氷が0°Cのまま水へと変わる間、投入されるエネルギーの一部は「温度を上げるための熱」ではなく「融解させるための熱」として使われます。そのため、氷が溶ける間は周囲の温度が0°Cを超えても変化しません。これは日常のアイスクリームが溶けるときのイメージにもつながります。
水の融解エンタルピーを知る
水の融解エンタルピーは特に有名です。0°Cで固体の冰を液体の水に変えるのに必要なエネルギーは 約 6.01 kJ/mol です。つまり1モルの水(18 gの水)を融かすには 6.01 kJ のエネルギーが必要だということです。これは水が氷の結晶を壊して水分子を自由に動けるようにするために、分子間の結合を崩す力がどれくらい強いかを示す数値でもあります。
一般に ΔHfus の値は物質ごとに異なり、結晶の結合強さや分子の配置によって決まります。固体の結晶がどれだけ安定しているか、どれだけの熱で崩れるかを表す指標として利用されます。
なぜこの値を学ぶのか
融解エンタルピーは材料科学や地球科学、化学反応の設計に役立ちます。たとえば新しい材料を作るとき、融解エンタルピーを知ることで「どれくらいの熱を加えれば固体が溶けて液体になるか」予測できます。また、氷や雪が溶ける際の熱バランスを考える際にも重要です。温度だけでなく「どれだけのエネルギーが必要か」を知ることで、物質の性質をより深く理解できます。
実用的なまとめ表
| 物質 | 融解エンタルピー ΔHfus |
|---|---|
| 水 | 6.01 kJ/mol |
もう少し深掘り
融解エンタルピーは物質の結晶構造と密接に関係しています。強い結晶結合をもつ物質ほど 融解エンタルピー は大きくなる傾向があります。逆に結合が弱い物質は小さくなります。結晶格子の中で分子同士がどれだけ強く引き合っているかが、融解の難しさを決めるのです。
日常での理解を深めるヒントとしては、氷を溶かすには外部から熱が必要だと覚えることです。温度だけでなく「熱を注ぐ量」が決め手になる、という視点を持つと良いでしょう。
結論
融解エンタルピーは固体から液体へ変わるときに必要なエネルギーの量を表す指標であり、物質の結晶の強さを示す目安にもなります。水ならば0°Cで融解する際に約 6.01 kJ/mol のエネルギーが必要です。中学生にも伝わるようにまとめると、融解エンタルピーとは“融かすために必要なエネルギーの量”であり、物質ごとに異なる値をもつ重要な概念、ということになります。
融解エンタルピーの同意語
- 融解潜熱
- 固体が融解する際に吸収または放出される熱エネルギーのこと。融解エンタルピーとほぼ同義で用いられる。
- 融解熱
- 固体が液体へ転換する際に必要な熱エネルギー。融解潜熱の別名として広く使われる。
- 融解エンタルピー
- 固体が液体へ変化する際のエンタルピー変化を指す専門用語。融解潜熱と同義で使われることが多い。
- 相変化潜熱(融解の潜熱)
- 物質が固体から液体へ変化する際に関わる潜熱の総称。融解潜熱と同義として使われることがある。
融解エンタルピーの対義語・反対語
- 凝固エンタルピー
- 融解エンタルピーの反対の過程である『凝固』に伴うエンタルピー変化。液体が固体へ相変化するときに放出されるエネルギーのこと(符号は融解エンタルピーの逆)。
- 凝固潜熱
- 液体が固体へ凝固するときに放出される潜熱。融解潜熱の反対のエネルギーの移動量を表す言葉。
- 凝固熱
- 液体を固体に変える際に放出される熱の総称。日常的には凝固潜熱と同義で使われることが多い。
- 固化エンタルピー
- 固化(凝固)過程でのエンタルピー変化。融解エンタルピーの逆の概念として扱われることが多い。
- 固化潜熱
- 液体が固化する際に放出される潜熱。凝固エンタルピーと同義に使われることがある。
- 固化熱
- 固化で放出される熱の総称。
融解エンタルピーの共起語
- 融解熱
- 固体が液体へ転化する際に吸収する熱量。融解の潜熱の代表的な言い方です。
- 融解エンタルピー
- 固体を液体へ変えるときのエンタルピーの増加量。モルあたりや質量あたりで表されます。
- モル融解エンタルピー
- 1モルの物質が融解するのに必要なエンタルピー。単位は通常 kJ/mol。
- 質量あたりの融解エンタルピー
- 1グラムあたりの融解に必要なエンタルピー。単位は J/g など。
- 融解温度
- 物質が固体から液体へ転移する時の温度。通常は圧力一定の条件での転移点です。
- 固相転移
- 固体から液体へ変化する相変化のこと。相図で境界が示されます。
- 潜熱
- 相変化の際に熱が吸収・放出される現象の総称。融解熱は潜熱の一種です。
- 融解における潜熱
- 融解過程で吸収される熱量、すなわち融解熱を指します。
- 相図
- 温度と圧力の関係で相の安定性を示す図。融解点の位置がわかります。
- DSC
- Differential Scanning Calorimetry の略。融解エンタルピーを測定する実験手法です。
- 熱量測定
- 物質が放出・吸収する熱量を測定する方法の総称。DSC などが含まれます。
- エンタルピー
- 熱力学の状態量の一つ。エンタルピーは系の内部エネルギーと圧力×体積の和の概念です。
- 熱力学
- エネルギーと物質の状態変化を扱う学問分野です。
- 圧力影響
- 融解エンタルピーは圧力の変化によりわずかに変わることがあります。
- 体積変化
- 融解時に固体と液体の体積が変化することがある現象です。
- 水の融解エンタルピー
- 水が氷から液体の水へ融解するときのエンタルピー。典型値は約6.01 kJ/mol(標準状態付近)です。
- 氷の融解エンタルピー
- 氷が水へ融解するときのエンタルピー。水の融解エンタルピーとほぼ同じ値です。
- 相安定性
- 固相と液相の安定性を温度と圧力の関係で考える概念です。
- データブック値
- 実験データとして文献やデータブックに掲載されている融解エンタルピーの標準値のことです。
融解エンタルピーの関連用語
- 融解エンタルピー
- 固体から液体へ転移する際、融点で定圧条件下で測定されるエンタルピー変化のこと。単位は kJ/mol や kJ/kg。水の融解エンタルピーは約6.01 kJ/mol(0°C・1 atm)です。
- 融解潜熱
- 融解エンタルピーと同義の用語。固体から液体へ転移する際に必要な熱エネルギーのこと。
- 融点
- 固体と液体の熱力学的平衡が成立する温度。純物質ではひとつ、混合物では融解幅をとることがあります。
- 相変化エンタルピー
- 固体↔液体だけでなく、液体↔気体など他の相変化に伴うエンタルピー変化を含む総称。
- エンタルピー
- 圧力一定の条件下での熱エネルギーの指標。H = U + pV の関係を持ち、温度・体積・圧力の条件で変化します。
- ΔH_fus
- 融解エンタルピーの表記。固体が液体へ転移する際に必要なエネルギーを表す記号。
- 融解エントロピー変化
- 固体から液体へ転移するときのエントロピーの変化。一般に正の値。ΔS_fus = ΔH_fus / T_fus が目安です。
- 比融解潜熱
- 質量1 kgあたりの融解潜熱。単位は kJ/kg。水の比融解潜熱は約333 kJ/kgです。
- モル融解エンタルピー
- 1モルの物質を融解させるのに必要なエネルギー。水の場合は約6.01 kJ/mol。
- 示差走査熱量法
- DSC(Differential Scanning Calorimetry)。試料の温度プログラムに対する熱量の差を測定して、融解や結晶化を検出・定量する量熱法。
- 相図
- 温度と組成・圧力条件下で安定な相を示す図。固液相図は融解温度の理解に役立つ。
- 固液平衡
- 固体と液体が共存し、平衡条件にある状態。融解・再結晶の境界条件を示す基礎概念。
- 標準状態の融解エンタルピー
- 標準状態(通常は1 atm)で定義される融解エンタルピー。物質ごとに値が異なる。
- 水の融解エンタルピー
- 水の融解エンタルピーは約6.01 kJ/mol(0°C・1 atm)。氷から水へ転移する際に必要なエネルギー。
- 水の融解エントロピー変化
- 水の融解時に生じるエントロピーの変化。ΔS_fus ≈ ΔH_fus / T_fus ≈ 6.01 kJ/mol ÷ 273.15 K ≈ 22 J/(mol·K)。



















