padding-rightとは？初心者にも分かる使い方と実例共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

padding-rightとは？

このページでは padding-right について初心者にもわかりやすく解説します。CSSのボックスモデルでは、要素の内部にある余白を決めるいくつかのプロパティがあります。その中でも padding-right は、要素の右側の内側の余白を決める役割を持っています。右側の余白を広げることで、テキストや画像が右端にくっつきすぎず、見た目を整える効果があります。

基本の使い方

基本の書き方はとてもシンプルです。padding-right の後ろにコロンと値をつけます。実際の例としては padding-right: 20px; のように指定します。ここで重要なのは右側だけを内側の余白として増やす点です。他の辺の余白は padding-left、padding-top、padding-bottom など別のプロパティで個別に設定します。

実際の使い方

実務の場面では、ボタンやリンク、カード風のボックスなどで右端の空白を調整することがあります。padding-right を適切に設定すると、テキストが切れて見切れることを防ぎ、統一感のあるレイアウトを作る助けになります。

値の選び方と単位

値にはピクセル px や相対単位である em や rem を使います。px は固定的ですが、rem はフォントサイズに連動して変化します。小さな画面 では小さめに、大きな画面 では少し余裕を持たせると見やすくなります。

ボックスモデルとの関係

padding-right は内側の空間を作るもので、要素の content と border の間に位置します。外側の余白は margin-right で、境界線の厚さは border-right で表されます。三つは役割が異なるので混同しないようにしましょう。

注意点とよくある誤解

よくある誤解として、padding-right を増やすと要素自身の幅が広がると思われがちですが、ボックスの幅には padding と content の合計が影響します。もし幅を厳密に保ちたい場合は box-sizing プロパティも合わせて設定するとよいです。

実践のヒント

レスポンシブデザインを考えるときは、px だけでなく rem や vw などの相対単位を混ぜると良い結果になることがあります。小さなデバイスでは padding-right を減らし、大画面では適度に増やして調整しましょう。

要点を表でおさらい

項目	説明
padding-right	要素の右側の内側空間を増やすプロパティ
単位	px, em, rem など
関連	他の padding-right, padding-left などと組み合わせて使います

まとめ

padding-right は要素の右側の内側余白を調整する基本的なプロパティです。正しく使えば、文章の読みやすさやデザインの統一感を高めることができます。初めは小さな値から試して、実際の画面で見え方を確認する習慣をつけましょう。

padding-rightの同意語

右側のパディング: 要素の内容と境界の間にある、右方向の内側の余白を指す言い換え。CSSの padding-right と同義の概念。
右内側余白: 要素の右側に確保される内側の余白。padding-right と同じ意味で使われる表現。
右の内側余白: 要素の右端にある内側のスペース。padding-right と同等の意味。
padding-right: CSSのプロパティ名そのもの。要素の右側の内側余白を設定する。
padding-inline-end: 書字方向に依存して、右側のパディングを設定する論理プロパティ。LTRでは右、RTLでは左になる。
右パディング: 右側のパディングを指す口語表現。padding-right と同義。

padding-rightの対義語・反対語

padding-left: 右側の内側余白の対義語として挙げられる。左側にも内側の余白を設定するCSSプロパティです。意味: contentと左側の border の間に内側のスペースを作ります。
margin-right: 右側の外側余白を設定するプロパティです。padding-right の“内側の余白”と対になる、要素の外側に余白を作る概念です。
padding-inline-start: 開始側（書字方向に応じて左または右）の内側余白を設定するプロパティ。LTR の場合は左、RTL の場合は右に相当します。右側の余白と逆の方向性を持つ表現として使えます。
border-right: 右側の境界線を設定するプロパティ。右側の視覚的な区切りを作るもので、内側余白（padding-right）の機能とは異なる役割ですが、右側を強調したいときの対比として使われます。
右側内側余白をなくす設定: 右側の内側余白をなくす設定です。実質的には padding-right: 0 と同じ意味で、右側の余白を削減・消去します。

padding-rightの共起語

CSS: ウェブページの見た目を定義する技術。padding-rightはCSSプロパティ群の一つです。
padding: 要素の内側の余白。右側の余白は padding-right によって決まります。
padding-top: 要素の内側の上部余白。
padding-bottom: 要素の内側の下部余白。
padding-left: 要素の内側の左側余白。
padding-inline-start: inline軸の開始端。LTR時は左、RTL時は右。
padding-inline-end: inline軸の終了端。LTR時は右、RTL時は左。
padding-block-start: ブロック軸の開始端。通常は上部。
padding-block-end: ブロック軸の終了端。通常は下部。
paddingショートハンド: padding のショートハンド表記。padding: 上下左右を一度に指定します。
ボックスモデル: 要素の幅・高さ・余白・境界線・境界線を含む枠組み。paddingはこのモデルの内側余白として影響します。
box-sizing: 幅の計算方法を指定するプロパティ。padding の影響を「幅」にどう含めるかを決めます。
content-box: box-sizing のデフォルト値。幅は内容領域を基準に計算され、padding は別途加算されます。
border-box: box-sizing の値。幅には padding と border を含めます。
border: 要素の枠線。padding と組み合わせてレイアウトを作ります。
margin: 要素の外側の余白。 padding とは別のスペースです。
width: 要素の横幅。padding と border の影響を考慮する必要があります。
height: 要素の高さ。padding は内部スペースとして影響します。
display: 要素の表示方法を決定するプロパティ。padding の挙動は display によって影響を受けることがあります。
flex: Flexboxレイアウトの機能。padding はFlexアイテム内部の余白として使われます。
grid: Gridレイアウトの機能。セル内の余白として padding を設定します。
RTL: Right-To-Left の書字方向。パディングの左右の感覚が変わる場合があります。
direction: 書字方向の設定。ltr/rtl など。
論理プロパティ: padding-inline-*, padding-block-* など、書字方向に応じた表記。
padding-inline: inline軸のパディングのショートハンド。start/end をまとめた表記。
padding-block: block軸のパディングのショートハンド。start/end をまとめた表記。
writing-mode: 書字方向と行の流れを指定するプロパティ。padding の適用にも影響します。
px: ピクセル単位。padding-right の値としてよく使われます。
em: 相対長さの単位。親要素のフォントサイズを基準にします。
rem: root em。ルート要素のフォントサイズを基準とする相対長さ。
percent: パーセント単位。親要素のサイズを基準に padding を設定します。
inherit: 親要素から padding を継承させる指定。
initial: プロパティの初期値へ戻す指定。
media-queries: 画面サイズなどの条件に応じてスタイルを切り替える機能。padding の値を breakpoint ごとに変える際に使います。
responsive-design: レスポンシブデザイン。デバイスに合わせて padding も調整します。
クロスブラウザ: 複数のブラウザで動作を揃えるための配慮。padding-right の挙動がブラウザ間で微妙に異なることがあるため。
Chrome: Google Chrome のレンダリング挙動。padding の解釈に影響します。
Firefox: Mozilla Firefox のレンダリング挙動。padding の扱いにも影響します。
Safari: Apple Safari のレンダリング挙動。padding の適用にも影響します。

padding-rightの関連用語

padding-right: 要素の右側の内側余白を設定するCSSプロパティ。内容と右の境界線・枠との間の空白を決定します。
padding: 要素の四辺すべての内側余白を同時に設定するショートハンドプロパティ。上・右・下・左を一括で指定できます。
padding-top: 要素の上側の内側余白を設定するプロパティ。
padding-bottom: 要素の下側の内側余白を設定するプロパティ。
padding-left: 要素の左側の内側余白を設定するプロパティ。
padding-inline: 左右の内側余白を書字方向に合わせて一括設定するショートハンド。directionによって左右が変わります。
padding-block: 上下の内側余白を書字方向に合わせて一括設定するショートハンド。書字方向に応じて上下の扱いが決まります。
padding-inline-start: 書字方向に基づく開始側の内側余白を設定するプロパティ。例: 左から始まるLTR時は左、RTL時は右になります。
padding-inline-end: 書字方向に基づく終了側の内側余白を設定するプロパティ。例: LTR時は右、RTL時は左になります。
box-sizing: 要素の幅と高さの計算に padding と border を含めるかを決めるプロパティ。content-boxかborder-boxのいずれかを指定します。
box-model: CSSのボックスモデル。内容・パディング・ボーダー・マージンの関係を説明する考え方です。
content-box: box-sizingの値の一つ。パディングは幅・高さの計算に含まれず、コンテンツ領域のサイズを指します。
border-box: box-sizingの値の一つ。パディングとボーダーを幅・高さの計算に含めて扱います。
margin-right: 要素の右外側の余白を設定するプロパティ。paddingとは別の余白で、要素同士の距離を決めます。
direction: テキストの書字方向を決めるプロパティ。padding-inline-start/end の挙動に影響します。
writing-mode: テキストの書字方向とブロックの並び方を決めるプロパティ。paddingの左右の扱いに関係します。
percent-value: パディングの値を割合（%）で指定する場合の説明。親要素のサイズに対して相対的に計算されます。
length-value: パディングの値を長さ（px、em、rem など）で指定する基本形式。
inherit: 親要素の padding-right の値を子要素に引き継ぐように設定します。
initial: プロパティを初期値に戻す指定。padding-right の初期値は0です。
responsive: 画面サイズに応じて padding を変えるデザイン手法。メディアクエリと組み合わせて使います。