年初来安値・とは？初心者にも分かるやさしい解説共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

年初来安値とは何か

年初来安値は、その年の初めから現在までの取引期間に記録された最低価格のことを指します。市場の参加者はこの値を株価の弱さの指標として使うことが多く、チャートの動きを読み解く際の基準のひとつになります。年初来安値が更新されると、投資家は「この銘柄は今年に入ってからの最低値を更新した」という事実を確認し、売り圧力が強いと感じることがあります。ただし、年初来安値だけで買いか売りかを判断することは危険で、他の指標と組み合わせて判断することが大切です。

年初来安値と似た言葉に「年初来高値」があります。こちらは年初来の最高値を指します。両者を比較することで、株価の動きの幅やボラティリティを把握できます。

年初来安値の算出方法

基本的には年初来安値は「その年の初日から現在までの期間で記録された最低価格」を意味します。データの出典によって、終値ベースか、日中の安値ベースかが異なる場合があります。多くのデータサービスは日足の安値を用いて年初来安値を表示しますが、終値を用いることもあります。投資戦略を立てる際には、どのデータを使っているかを確認しておくことが重要です。

実際の使い方としては、株価チャートの縦軸に価格を、横軸に日付をとり、年初来安値のラインがどこにあるかを観察します。年初来安値を過去と現在の比較材料として使い、買い時・売り時の判断材料のひとつにする人もいます。

実例でイメージする

例えばある銘柄の年初来安値が1200円、現在の価格が980円になっているとします。これを見た投資家は、今年に入ってから株価が大きく下がっていると解釈することが多いです。しかし、980円が今後反転のサインになる可能性もあれば、さらなる下落が続くこともあり得ます。したがって、年初来安値だけで判断せず、出来高、移動平均線、ニュース、財務情報といった他の指標と合わせて判断することが大切です。

知っておきたい注意点

年初来安値は過去のデータに基づく指標です。市場が急変すると、年初来安値の解釈が難しくなることがあります。また、銘柄ごとにデータの取り扱いが異なる場合もあるため、チャートやデータベースの仕様を確認しましょう。

表で見る基本用語

指標	意味
年初来安値	年初から現在までの期間で記録された最低価格
年初来高値	年初から現在までの期間で記録された最高価格
始値	その日の取引開始時点の価格
終値	その日の取引終了時の価格