連装・とは？初心者向けにやさしく解説する入門ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

連装・とは？

「連装」とは何かを一言で言えば「同じ台座や筐体の中に複数の装置を同時に搭載すること」を指す言葉です。特に軍事用語として有名で、砲塔の中に二基以上の砲を並べて運用する構成を表します。日常会話ではあまり出てこない難しい語ですが、歴史や機械の構造を理解するうえでは基本的な用語のひとつです。

語源と意味

この語は漢字の意味から派生しています。連は「つながる」「連れ添う」という意味、装は「装備すること」「装置」を指します。合わせて「装置をつながって並べて設置する」という意味合いになります。

主なポイントは複数の装置を一つの機構で共有する点です。

語としてのニュアンスは技術的で硬い印象を与えることが多く、一般会話よりも歴史書や技術解説、模型の解説などで使われることが多い語です。

実際の用途と例

軍事用語として最もよく知られており、砲塔の中に二基以上の砲をまとめて搭載する形態を指します。例えば連装砲塔は二基の砲を一つの砲塔内に並べて配置する構造を意味します。ほかにも連装機銃や連装対空砲などの表現が歴史的文献や設計図に登場します。

この言葉は現代の平日会話ではあまり使われませんが、軍事史の話題、旧式の船舶設計、戦術解説を読む際には重要な語彙です。

使われ方の注意点

現代の技術文献では別の表現が使われることもあります。たとえば「複数の装置を同じ基部にまとめる」という意味で連装と同義のケースもありますが、文脈によっては「並列に配置された二機以上の機器」という異なるニュアンスで使われることもあるため、周囲の用語と照らし合わせて理解することが大切です。

語	連装
意味	同一筐体に複数の装置を搭載
代表例	連装砲塔、連装機銃
対義語	単装
注意点	文脈によりニュアンスが異なることがある

連装の同意語

二連装: 2つの砲身・発射筒などを連結して並べて装備する形式のこと。艦船の武装で使われることが多く、火力を分散して同時射撃を狙います。
三連装: 3つの砲身・発射筒などを連結して装備する形式のこと。二連装より火力を増やす目的で用いられ、三連装砲塔や三連装機銃などとして使われます。
多連装: 3つ以上の連装を指す総称。複数の砲身・発射筒を連結して配置する設計を表し、多連装高射機関砲などの名称で用いられます。
連装式: 連続して装備を並べる形式を指す表現。連装式は二連装以上の構成を指すことが多く、同一台の装備に複数の砲身を組み込んだ設計を示します。
連装砲: 連装された砲の総称。二連装砲・三連装砲など、複数の砲身を連ねた武器を指す語として使われます。
連装機銃: 機関銃が2つ以上連続して装備されている状態を指す語。「二連装機銃」「三連装機銃」など、並列配置の機銃を表します。
連装魚雷発射管: 魚雷発射管が連装されている配置のこと。2連装・3連装の魚雷発射管など、同時に複数の魚雷を発射できるようにした設計を指します。
二連装砲塔: 砲塔の内部に二つの砲身を並べて装備した構成。火力向上のために用いられる代表的な連装形態です。
三連装砲塔: 砲塔の内部に三つの砲身を並べて装備した構成。高い一斉射撃能力を持つ設計として使われます。

連装の対義語・反対語

単装: 連装の対義語として最も一般的。1基のみの砲身・装備を指し、2基以上を連結していない状態を意味します。
単装砲: 単独の砲を指す語。1門の砲身で構成された配置で、連装砲（2門以上が連結された形）に対する反対概念として使われます。
非連装: 文字どおり“連装でない”状態を表します。複数の砲を連結していない、独立した配置を示すことが多い表現です。
分離型: 複数の砲や装備が連結されず、独立して配置・運用されている状態を指す表現です。専門的な文脈で使われます。
単機: 単一の機体・装備を指す語。連装の対義語として、複数を連結せず単独で運用される状態を示すことがあります。

連装の共起語

連装砲: 二連装の砲を一つの砲架・砲塔に並べて設置した兵装。主砲として用いられる場合が多く、同時射撃を狙う構造です。
連装機銃: 二連装の機関銃を指す兵装。銃身を2つ並べることで連射力を高める設計です。
連装魚雷発射管: 魚雷発射管を複数並べて搭載した兵装。複数の魚雷を連続発射できるよう設計されています。
連装砲塔: 砲塔内部に複数の砲を連装して配置した構造。高い火力を一つの砲塔に集約します。
連装対空機関砲: 対空戦用の連装式機関砲。空中目標へ同時射撃を行えるように配置された兵装です。
二連装: 2つの砲身・発射口が並ぶ連装の状態を表す一般的な語。例: 二連装機関砲。
三連装: 3つの砲身・発射口が連なる状態を指す語。例: 三連装魚雷発射管。
四連装: 4つの砲身・発射口が連なる状態を指す語。
連装主砲: 艦船の主砲が連装されている状態を指す表現。主砲の出力を複数の砲で高めます。
連装副砲: 主砲の補助として連装される砲。対艦・対空・対地の補助役を担います。
連装兵装: 連装で構成された兵器群を指す総称。艦艇の火力構成を表す際に使われます。
連装式: 連装の構造・形式を指す形容詞的表現。

連装の関連用語

連装: 2つ以上の同種の部品を1つのユニットとして連続して配置する構造。武器や機械の分野で、同一の器材を並べて同時運用することを指す用語。対義語は単装。
単装: 1つの銃・砲・機械部品を個別に装備・運用する構成。連装の反義語として使われる用語。
二連装: 2つの同種の部材を1つのユニットとしてまとめた構造の総称。具体例として二連装機銃や二連装砲などがある。
三連装: 3つの同種の部材を連結して1つのユニットとする構造。三連装砲や三連装機銃などの表現で用いられる。
四連装: 4つの部材を連結して1つのユニットとする構造。四連装の呼称が用いられる。
連装砲: 2門以上を同じ砲架・砲塔に収めた砲のこと。船舶や車両などで火力を増強する目的で使われる。
連装機銃: 2基以上の機関銃を連続して搭載した装備の総称。二連装機銃・三連装機銃などが含まれる。
二連装機銃: 2基の機関銃を並列に搭載した装備。火力の強化を目的とする。
三連装機銃: 3基の機関銃を連装した装備。戦闘時の連携射撃を想定して配置されることが多い。
連装砲塔: 連装の砲を収める砲塔。複数の砲を1つの砲塔で運用できるタイプを指す。
連装式: 連装を前提とした装備の形式・設計思想を指す語。
多連装: 3門以上の連装構造を指す総称。三連装・四連装などを含む。
連装化: 兵装を連装化すること。複数の同種武装を1つのユニットとして統合する作業を指す。
連装魚雷発射管: 2門以上の魚雷発射管を並べて搭載した発射装置。艦船の火力運用を多様化する用途で使われる。