

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
ファンクションポイント法とは何か
ファンクションポイント法とはソフトウェアの規模を測るための指標の一つです。コードの行数ではなく機能の量を数えることで、プログラムの大きさを比較しやすくします。開発の見積もりや予算管理に役立ち、チーム内や顧客にも伝えやすい点が特徴です。
どんな場面で役立つのか
新しいソフトを作るときや外部の業者に作ってもらう時には、どれだけの工数がかかるのかを予測する必要があります。ファンクションポイント法は機能の数と難しさを基に点数化するため、過去の経験が少なくても比較的安定した見積もりが出せます。特に外注契約を結ぶ場合やスケジュールを決めるときに役立ちます。
ファンクションポイントの基本用語
ファンクションポイント法では、ソフトウェアを構成する「機能」を5つのカテゴリに分けて数え、その合計が総点数の基礎になります。カテゴリは以下の5つです。
| カテゴリ | 低い | 普通 | 高い |
|---|---|---|---|
| EI 外部入力 | 3 | 4 | 6 |
| EO 外部出力 | 4 | 5 | 7 |
| EQ 外部問い合わせ | 3 | 4 | 6 |
| ILF 内部論理ファイル | 7 | 10 | 15 |
| EIF 外部論理ファイル | 5 | 7 | 10 |
複雑さの評価と重み
各機能は「低・普通・高」いずれかの複雑さで評価され、上の表の重みを使って点数を計算します。この点数の合計が UFP と呼ばれる総点数です。
計算の流れ
まず対象となる機能を洗い出します。次に各機能をEI EO EQ ILF EIF のカテゴリと複雑さで分類し、対応する点数を合計します。これが UFP です。
例と実際の計算
例として以下のような機能があるとします。EI が3つあり普通の複雑さ、EO が2つあり高い複雑さ、EQ が1つあり普通の複雑さ、ILF が2つあり低い複雑さ、EIF が1つあり低い複雑さとします。
このときの UFP は以下のように計算できます。
UFP = EI の合計 3×4 + EO の合計 2×7 + EQ の合計 1×4 + ILF の合計 2×7 + EIF の合計 1×5 = 12 + 14 + 4 + 14 + 5 = 49
VAF と最終的な FP
次に VAF という外部特徴を使って全体の点数を調整します。VAF は 0.65 から 1.35 の範囲で決まり、DI と呼ばれる影響度の総合点で決まります。例えば DI が 40 の場合 VAF = 0.65 + 0.01×40 = 1.05 となり、最終的なファンクションポイントは FP = UFP × VAF となります。今回の例では FP ≈ 49 × 1.05 ≈ 51.5 なので四捨五入して 52 点となります。
実務での活用のコツ
プロジェクト初期には機能をできるだけ細かく洗い出し、適切に EI EO EQ ILF EIF を分類することが重要です。複雑さの判断には経験が必要ですが、定義を統一することでブレを減らせます。実務では過去のデータを参照しながら見積りモデルを作ると安定します。
他の見積り手法との併用
ファンクションポイント法だけに頼らず、LOC 規模法や COCO MO など他の手法と組み合わせるとより信頼性が高まります。
よくある質問
Q1 ファンクションポイント法はどの程度正確ですか。A1 実務の正確さはデータの充実度と経験に左右されます。複数の手法を併用することで安定した見積りが得られます。
まとめ
ファンクションポイント法はコード量ではなく機能量を軸に見積りを行う手法です。初心者でも理解しやすい5つのカテゴリと重みの考え方を覚えることから始めると良いでしょう。この方法はソフト開発の見積りを客観的に伝えるのに役立ちます。
ファンクションポイント法の同意語
- ファンクションポイント法
- ソフトウェアの機能を基準に規模を見積る標準的手法。機能ポイントを算出して、作業量やコストを見積もることを目的とします。
- ファンクションポイント分析
- 機能ポイントを用いてソフトウェアの規模や複雑さを評価し、見積りや比較を行う分析手法。FPAとも呼ばれます。
- 機能ポイント法
- 機能ポイントを用いた見積り手法の別称。外部入力・出力・関連ファイルなどの要素を点数化して規模を算出します。
- 機能ポイント分析
- 機能ポイントを分析してソフトウェアの規模を推定する方法。比較・評価・見積りの基盤になります。
- 機能点法
- 機能点(機能ポイント)を用いる見積手法の表現。略して使われることがあります。
- 機能点分析
- 機能点を軸にソフトウェアの規模を評価・見積る分析手法。
- FP法
- Function Pointの略。機能ポイント法としての略称で、実務でも広く使われます。
- FP分析
- Function Point Analysisの略称。機能ポイント分析を指します。
- ファンクションポイント計数
- 機能ポイントを計数する作業・プロセス。要素を数え上げて総ポイントを算出します。
- ファンクションポイント計数法
- 機能ポイントを計数する正式な計数手法。FPを算出する手順やルールを含みます。
ファンクションポイント法の対義語・反対語
- LOC法(行数ベースの規模見積り)
- ファンクションポイント法の対義語として、ソースコードの行数を基準に規模を見積る手法。機能仕様より実装量に依存するため、設計・実装の工数と直結しやすい点が特徴です。
- ユースケースポイント法(UCP)
- ファンクションポイント法と同様の目的を持つが、ユースケースの数と複雑さ、作業要因を組み合わせて規模を見積る手法。機能の観点を別の切り口で評価します。
- ストーリーポイント法
- アジャイル開発で使われる相対規模の見積り法で、ユーザーストーリーの難易度を点数で表します。ファンクションポイントとは別の指標です。
- 工数見積り法(人時・人月ベース)
- 作業時間や人員投入量を直接見積る方法。規模指標を使わず、実務の労力を基準にします。
- 相対規模見積り法(Tシャツサイズ等)
- S/M/Lなどの相対的なカテゴリで機能の大きさを見積る方法。初期段階での迅速な判断やバックログ管理に向いています。
- アナロジー見積り法
- 過去プロジェクトの類似性を用いて見積る方法。ファンクションポイントの直接的な代替として使われることがあります。
ファンクションポイント法の共起語
- ファンクションポイント法
- ソフトウェアの機能的規模を点数化して見積もる手法。EI/EO/EQ/ILF/EIFの5種類の機能と複雑度を組み合わせて規模を算出します。
- ファンクションポイント
- 機能ポイントの略称。外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部論理ファイルの5種類と複雑度で点数化する指標です。
- 未調整機能点 (UFP)
- 調整前の機能点の総計。後述の調整ファクターで最終点数へ調整されます。
- 調整係数 / 調整ファクター
- GSC(一般システム特性)をもとに点数を補正する係数。全体の難易度や環境要因を反映します。
- 一般システム特性 (GSC)
- FPの総点を調整する14の特徴。データ通信、分散データ処理、性能、オンラインデータ入力、再利用性などを含みます。
- 外部入力 (EI)
- システムへ入力されるデータを表す機能。例:ユーザー入力画面からのデータ受け付け。
- 外部出力 (EO)
- システムから外部へ出力されるデータを表す機能。例:帳票やレポートの出力。
- 外部照会 (EQ)
- 外部からデータを照会して取得する機能。検索・参照系の機能を指します。
- 内部論理ファイル (ILF)
- システム内部で保持・管理されるデータファイル。主要データの格納源となります。
- 外部論理ファイル (EIF)
- 他システムと連携・参照されるデータファイル。自システムには維持されません。
- 複雑度
- EI/EO/EQ/ILF/EIFそれぞれについて、低・中・高の3段階で評価して点数を決定します。
- カウント規則
- 機能点を算出する際の具体的なルール。どのデータ要素をカウント対象とするか等を定めます。
- ソフトウェア規模
- ファンクションポイントで表されるソフトウェアの規模そのものを指します。
- 見積り
- FPを使って開発工数・期間を見積る作業全般。
- 生産性
- 機能ポイントあたりの生産性や、労力に対する出力効率を評価する指標。
- 労力 / 人月 / 人時
- FPに基づく作業量の表現。人月・人時などの単位で見積もります。
- SLOC (ソースコード行数)
- 実装後のコード行数。FPと比較してソフトウェア規模を別の指標で表します。
- 要件分析
- 機能要件を整理・分析してFPの要素へ落とし込む作業。
- ユースケース
- 機能を利用する場面・手順の集合。FPの要求分析を補完する概念。
- トランザクション機能
- EI/EO/EQを含む、データの入出力・更新を伴う機能群。
- データ機能
- ILF/EIFなどのデータ機能の総称。
- カウント対象範囲
- FPカウントの対象とする機能・ファイル・データの範囲。
- ツール
- FPカウントを支援するソフトウェアツール。
- 保守性
- 保守作業のしやすさを示す特性。GSCの一部として評価されます。
- 再利用性
- 既存資産の再利用のしやすさを表す特性。
- ポータビリティ
- 他環境へ移植・適用しやすさを示す特性。
ファンクションポイント法の関連用語
- ファンクションポイント法
- ソフトウェアの機能規模を外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルなどの要素で数値化し、開発規模を見積る手法。
- ファンクションポイント
- 機能ポイントとも呼ばれ、ソフトウェアの機能的規模を表す指標。
- IFPUG FP
- 国際的なファンクションポイントの標準計算ルールを提供する団体IFPUGの計測ルール。
- COSMIC Function Point
- 別のファンクションポイント計測法。データ動作量を重視して規模を算出する手法。
- NESMA FP
- NESMA協会が提案するファンクションポイントの計数ルール。地域・組織による運用差を持つ。
- 未調整ファンクションポイント (UFP)
- 調整前のファンクションポイント総計値。
- 調整済ファンクションポイント (AFP)/調整ファンクションポイント
- 一般システム特性(GSC)を適用して調整した後のファンクションポイント値。
- 外部入力 (EI)
- システムに対して外部から入力されるデータや情報。
- 外部出力 (EO)
- システムから外部へ出力されるデータや情報。
- 外部照会 (EQ)
- 外部からの質問に対して、システムがデータを返す機能。
- 内部論理ファイル (ILF)
- システム内部で保持・管理される論理的データファイル。
- 外部インタフェースファイル (EIF)
- 他システムと共有・参照されるデータファイル。
- データ機能
- データの保存・処理に関する機能群(ILF/EIFのデータ機能を指すことが多い)。
- トランザクション機能
- EI/EO/EQのように、外部とやり取りする機能の総称。
- 一般システム特性(GSC)
- FPの調整に用いる、性能・可用性・信頼性などの14項目からなる特性群。
- 複雑度テーブル
- 各機能要素の複雑度を低/中/高で区分し、それぞれ重みを付与する表。
- カウント境界
- 計数対象とする機能の境界を定義する基準。
- FP計数手順
- 対象の特定 → 要素の分類 → 複雑度判定 → 未調整FPの算出 → GSC適用 → 調整後FPの算出、の順序で進める計数の流れ。
- 計数ツール/FP計数ツール
- ファンクションポイントを自動計算するソフトウェアツール。
- SLOC(ソースコード行数)
- ソフトウェア規模を表す別指標。FPと併せて比較されることがある。
- ISO/IEC 規格(Function Points関連)
- Function Pointsの国際標準化に関するISO/IECのガイドライン・規格。
- IFPUG(国際ファンクションポイントユーザーグループ)
- FPの標準化・普及を推進する国際団体。
- COSMIC FPの基礎概念
- COSMIC法におけるデータ動作と機能の分解・計測の基本思想。
- NESMA FPの基礎概念
- NESMAによるファンクションポイント計数の基本的解釈と適用ルール。
ファンクションポイント法のおすすめ参考サイト
- FP法とは?ソフトウェア開発の見積もり手法をわかりやすく解説!
- FP(ファンクションポイント)とは?意味・用語説明 - KDDI Business
- ファンクションポイント法(分析)とは | フリーキーズ
- システム開発のFP法とは?見積のバラつきを抑える6フロー解説
- 1-1 ファンクションポイントとは
- 【後編】FP法の基本ステップ - 合同会社よいまる



















