relativelayoutとは？初心者向けに使い方と利点をやさしく解説共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

relativelayoutとは？

relativelayout とは Android のレイアウトの一つです。正式には RelativeLayout と書きます。親ビューの中の子ビューを相対的な位置関係で配置することができ、画面のサイズが変わっても子ビューの位置を保てる点が特徴です。

このレイアウトは昔からよく使われましたが、現在は新しいアプリでは推奨されないこともあります。理由は後述します。

基本の使い方と考え方

RelativeLayout を親ビューとして宣言します。子ビューには 個々の配置ルール を設定します。たとえば 上を基準に配置 したいときは alignTop や below などのルールを使います。

視覚的な配置を決める際には、相対関係が最初の設計の肝になることを意識しましょう。あるビューを動かすと、他のビューも影響を受けることがあるため、全体のバランスを順に確認することが大切です。

利点と限界

利点は、少ない手間で直感的な配置を作れる点です。特に、複数のビューが互いに近接して配置される場合に効果を発揮します。

欠点は、ビュー間の依存が増えるとレイアウトの保守が難しくなる点と、複雑な画面でのパフォーマンス問題です。

実務での使い方のヒント

現代の新規アプリでは ConstraintLayout が推奨されます。ですが既存の RelativeLayout がある場合は急いで置き換える必要はありません。段階的に移行計画を立て、少しずつ変換していくのが現実的です。

ConstraintLayout への移行と比較

ConstraintLayout は複数のビューを「制約」でつなぐ設計です。初学者には難しく感じることもありますが、長期的には保守性と柔軟性が高く、画面の適応性も優れています。以下の表は rough な比較です。

項目	RelativeLayout	ConstraintLayout
配置の考え方	相対ベース	制約ベース
複雑さの目安	中程度までOK	高い複雑さでも安定
パフォーマンス	多くの依存で遅くなることがある	最適化されやすい
学習コスト	比較的少ない	初学者には少し難しい

まとめと次の一歩

この先 Android アプリを作る際にはまず RelativeLayout の考え方を理解しつつ、できるだけ早く ConstraintLayout へ移行する計画を立てましょう。基本を押さえれば応用も効くので、焦らず一歩ずつ学ぶのがコツです。

relativelayoutの同意語

RelativeLayout: AndroidのUIレイアウトクラス。子ビューを親ビューや他の子ビューに対して相対的な位置で配置するためのレイアウトコンテナ。
相対レイアウト: RelativeLayoutの日本語表現のひとつ。名前のとおり、相対的な位置関係で子ビューを配置します。
相対配置レイアウト: RelativeLayoutの別表現。子ビューの配置を相対的な基準で決めるレイアウトタイプ。
相対配置レイアウトクラス: クラス名の説明的表現。AndroidのRelativeLayoutクラスを指します。
相対配置: レイアウト設計の手法のひとつ。子ビュー同士の相対関係に基づいて配置する考え方。
相対位置レイアウト: 相対的な基準を用いて配置するレイアウトの意味を表す言い方。
Relative Layout: 英語表記。用語としては同じくRelativeLayoutを指します。
レイアウトの相対配置: 概念の説明表現。RelativeLayoutでの配置の考え方を示します。
相対配置ベースのレイアウト: RelativeLayoutを基点として子ビューを配置することを示す説明的表現。

relativelayoutの対義語・反対語

絶対配置（AbsoluteLayout/Absolute positioning）: 子ビューの位置を固定の座標で決めるレイアウト。RelativeLayoutのように他のビューとの相対関係に基づいて配置するのではなく、左上を原点とした座標を使って配置します。画面の向きやサイズが変わると崩れやすく、現在は非推奨です。
座標ベースのレイアウト: 座標を使って配置を決める考え方全般。絶対配置と似た発想ですが、必ずしも固定座標だけでなく、座標系を参照して配置する方法を指すこともあります。画面サイズの変化に対応しづらい点が共通しています。
線形配置（LinearLayout）: 子ビューを横方向または縦方向に一直線に並べるレイアウト。RelativeLayoutのような複雑な相対配置を使わなくても、シンプルな並びを実現します。
フレームレイアウト（FrameLayout）: 子ビューを画面の同じ領域に重ねて表示する最も基本的なレイアウト。相対配置機能は限定的で、重ね順が表示順を決めます。
制約レイアウト（ConstraintLayout）: 位置とサイズを複数の制約で決定する、現代的で柔軟なレイアウト。RelativeLayoutの考え方を拡張・改善したもので、複雑な配置を比較的直感的に実現できます。

relativelayoutの共起語

Android: AndroidアプリのUIを作るためのプラットフォーム名
RelativeLayout: 子ビューを相対的に配置するレイアウトの一種
XML: AndroidのUIレイアウトを記述するためのマークアップ言語
XMLレイアウト: XMLで記述された画面レイアウトを指す表現
レイアウト: 画面上の部品の配置を決める設計要素
レイアウト属性: 子ビューの配置・サイズを決める属性の総称
layout_width: 子ビューの横幅を指定する属性
layout_height: 子ビューの縦幅を指定する属性
layout_alignParentTop: 親ビューの上端に揃える配置属性
layout_alignParentBottom: 親ビューの下端に揃える配置属性
layout_alignParentLeft: 親ビューの左端に揃える配置属性
layout_alignParentRight: 親ビューの右端に揃える配置属性
layout_alignParentStart: 親ビューの開始端に揃える配置属性（RTL対応）
layout_alignParentEnd: 親ビューの終了端に揃える配置属性（RTL対応）
layout_centerInParent: 親の中央に子ビューを配置する属性
layout_centerHorizontal: 親の水平方向の中央に配置する属性
layout_centerVertical: 親の垂直方向の中央に配置する属性
layout_toLeftOf: 別のビューの左側に配置する属性
layout_toRightOf: 別のビューの右側に配置する属性
layout_above: 別のビューの上に配置する属性
layout_below: 別のビューの下に配置する属性
layout_margin: 外側の余白を一括指定する属性
layout_marginTop: 上部の余白を指定する属性
layout_marginBottom: 下部の余白を指定する属性
layout_marginStart: 開始端の余白を指定する属性（RTL対応）
layout_marginEnd: 終了端の余白を指定する属性（RTL対応）

relativelayoutの関連用語

RelativeLayout: Androidのレイアウトのひとつ。子ビューの位置を他のビューとの関係で決めるレイアウトです。
RelativeLayout.LayoutParams: RelativeLayout内の各子ビューのレイアウト設定を表すパラメータクラス。子ビューの位置はこのパラメータを通じて決まります。
addRule: RelativeLayout.LayoutParamsに対して追加するルールを指定するメソッド。toLeftOf、alignParentTop などの規則を設定します。
layout_below: あるビューの下に配置する規則をXML属性で指定します。
layout_above: あるビューの上に配置する規則をXML属性で指定します。
layout_toLeftOf: 指定したビューの左側に配置します（RTL対応あり）。
layout_toRightOf: 指定したビューの右側に配置します（RTL対応あり）。
layout_alignParentTop: 親ビューの上端に揃えます。
layout_alignParentBottom: 親ビューの下端に揃えます。
layout_alignParentLeft: 親の左端に揃えます。
layout_alignParentRight: 親の右端に揃えます。
layout_centerInParent: 親の中央に配置します。
layout_centerHorizontal: 親の水平方向の中央に配置します。
layout_centerVertical: 親の垂直方向の中央に配置します。
layout_alignBaseline: 基線を揃えます（テキストを基準のラインで揃える）。
layout_alignTop: 指定ビューの上端に揃えます。
layout_alignBottom: 指定ビューの下端に揃えます。
layout_toStartOf: 開始側（RTL時は左、LTR時は右）に配置します。
layout_toEndOf: 終了側（RTL時は右、LTR時は左）に配置します。
layout_margin: すべての方向のマージンを設定します。
layout_marginStart: 開始側のマージンを設定します（RTL対応）。
layout_marginEnd: 終了側のマージンを設定します（RTL対応）。
layout_marginLeft: 左方向のマージンを設定します。
layout_marginRight: 右方向のマージンを設定します。
android:id: ビューを識別する識別子。参照には @id/xxx を使います。
ConstraintLayout: RelativeLayoutの代わりに用いられる、より強力な制約ベースのレイアウト。
FrameLayout: 重ねて表示するのに適したシンプルなレイアウト。
LinearLayout: 子ビューを横方向または縦方向に整列させるレイアウト。
View: 画面に表示される最小の部品。ボタンやテキストなどの基礎要素。
ViewGroup: 複数のビューをまとめて管理する親クラス。
wrap_content: 内容物にちょうど合う大きさに自動調整します。
match_parent: 親のサイズにぴったり合わせます。
RTL対応: Right-to-Left言語に対応するためのレイアウト・属性。layout_toStartOf/layout_toEndOfなどが関係します。
非推奨/推奨代替: RelativeLayoutは古い設計とされることがあるため、ConstraintLayoutの使用が推奨されます。
XMLAttributes: XMLファイルでレイアウトを定義する際に使う属性の総称。android:layout_から始まる属性が多いです。