

高岡智則
年齢:33歳 性別:男性 職業:Webディレクター(兼ライティング・SNS運用担当) 居住地:東京都杉並区・永福町の1LDKマンション 出身地:神奈川県川崎市 身長:176cm 体系:細身〜普通(最近ちょっとお腹が気になる) 血液型:A型 誕生日:1992年11月20日 最終学歴:明治大学・情報コミュニケーション学部卒 通勤:京王井の頭線で渋谷まで(通勤20分) 家族構成:一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹 恋愛事情:独身。彼女は2年いない(本人は「忙しいだけ」と言い張る)
はじめに
この記事では「postfix」という言葉が指すものを、初心者にも分かるように解説します。主に二つの意味があります。ひとつはメールサーバー「Postfix」、もうひとつは数式で使われる「後置記法(postfix notation)」です。ここでは両方をやさしく紹介します。
postfixとは何か?
Postfix(ポストフィクス)は、Linux系のメールサーバーとしてとても人気があります。メールを送る道筋を管理し、受信したメールを届け先へ渡す役割を担います。初心者には「メールの搬送を任せるソフト」と覚えると分かりやすいです。
1) Postfix(メールサーバー)の基本
メールは通常、発信元のコンピュータから相手のメールサーバーへと経路をたどります。Postfixはその経路を組み立て、送信と受信のルールを決め、適切なサーバーへと配送します。LinuxやUnix系のサーバーで動作し、設定ファイルで挙動を細かく調整します。
2) Postfix notation(後置記法)とは
別の意味として、postfixは「後置記法」も指します。後置記法は式の演算を「演算子がオペランドの後ろに来る」表記法で、計算を機械的に処理しやすい特徴があります。例えば 3 4 + は 7 を表します。コンピュータの分野で頻繁に使われ、階層の優先順位を式に括弧を多用せずに表現できます。
実務での使い分けと違い
メールサーバーの Postfixと 後置記法の postfixは目的が違います。前者は通信と配送の仕組み、後者は数式の表現方法です。混同しないよう、文脈で判断しましょう。
設定のポイント(メールサーバーとしての Postfix)
メールサーバーとして実務的な話を少しだけ紹介します。まずは基礎用語を覚えましょう。
設定ファイルは /etc/postfix/main.cf などの場所にあり、ここでホスト名、ドメイン、認証方法、TLSの設定などを決めます。
TLSは通信を暗号化してメールを安全に運ぶ技術です。未暗号化のSMTPは盗聴リスクが高いので、可能な限り TLSを有効にしましょう。
さらに、認証やスパム対策、ファイアウォール設定、ポート開放の管理なども大切です。これらは初心者向けには難しく感じるかもしれませんが、公式ドキュメントや信頼できる解説を順に読めば理解できます。
実務的な導入の流れ
実務での導入の流れは大まかに次の通りです。環境を決め、インストール、設定ファイルの編集、TLSの導入、テスト、監視です。初めはテスト用の小さな設定から始め、外部への送信は信頼できるドメインだけに絞るとよいです。
テストには、メールの送信と受信を手動で試す方法や、テスト用のツールを使います。ローカル環境でメールが届くか、リレーできるかを確認します。
よくある疑問
Q: Postfixは必須ですか? A: ウェブサイトや社内メールを自分で運用する場合に適していますが、外部のメールサービスを使う選択肢もあります。
意味の比較
| 意味 | Postfix(メールサーバー) |
|---|---|
| 対象 | メールの配送・受信 |
| 分野 | ネットワーク/サーバー |
| 別名 | Postfix MTA |
| 後置記法 | 後置式の表現 |
| 例 | 3 4 + のような式 |
まとめ
今回は「postfix」の二つの意味と、初心者向けのポイントを紹介しました。Postfix(メールサーバー)はメールを安全に配送する仕組み、postfix notation(後置記法)は数式を簡潔に表す表現方法です。文脈を見て、どちらの意味かを判断しましょう。
postfixの関連サジェスト解説
- postfix mydestination とは
- Postfix というメールサーバーを使うとき、設定ファイル main.cf の中にある mydestination という項目が重要です。mydestination とは、サーバーが「ローカル配送対象」とみなすドメインの一覧のことです。つまりこのドメイン宛のメールは、外部へ転送されず、あなたのサーバー内で受信・配信される、という意味です。例えば、mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, example.com のように書くと、example.com 宛てのメールはあなたのサーバーで受け取り、ローカルのメールボックスへ届けられます。逆に example.com をこのリストから外すと、外部のメールサーバーへ転送される可能性が高くなります。使い方のコツは、あなたが自分のサーバーで本当にメールを受け取りたいドメインだけを mydestination に入れることです。外部のドメインを受け取りたい場合や、別の方法で配送したい場合は、virtual_mailbox_domains や relay_domains などの別の設定を使います。設定を変更したら、sudo postfix reload で再読込します。変更後は、postconf mydestination で現在の値を確認すると安心です。設定ミスをすると、メールが届かない、または意図しない先へ届くといったトラブルが起きることがあるので、1つずつ丁寧に変更してください。最後に、メールが自サーバーで正しく届けられているかを確認するには、ローカルから自分のドメイン宛にテストメールを送るか、ログを確認する方法が手軽です。
- postfix qmgr とは
- postfix qmgr とは、メールを受信して宛先へ届けるまでの過程で、キューの中身を管理する Postfix の“キューマネージャ”という部品のことです。Postfix は複数の小さな部品が連携して動く設計になっており、その中でも qmgr はキューファイルを読み込み、次の配送先を決め、必要に応じて再キューイングや削除を指示します。実務上は、サーバ全体を動かす master プロセスが qmgr を含む各デーモンを起動しており、管理者が直接 qmgr を起動することはあまりありません。 キューとは、送信中のメールが待機している“箱”のようなもので、受信者のメールサーバーが一時的に受け取れない場合は deferred 状態になったり、宛先不明などのエラーが出ると hold されます。qmgr はこのキューを巡回して、送信済みのものを次のサーバーへ渡す作業を担当します。具体的には、キュー内のメールを輻輳の有無に合わせて再キューイングしたり、期限切れのメールを廃棄したり、宛先情報を更新したりします。 日常の運用では、"postfix qmgr" を直接操作することは少なく、代わりに master が動作中の状態を監視します。管理者が通常触るのはログの確認や、キューの状態を確認するコマンドです。キューの中身を一覧表示するには postqueue -p、すべてのメールを強制的に再配送したいときは postqueue -f を使います。キューの個別メールを保持したり削除したりするには postsuper コマンドを使い、Hold にしたメールを再処理させることができます。 トラブル時には、/var/log/mail.log などのログを確認し、ディスク容量やネットワークの状態をチェックします。qmgr が長時間動作して停止しているように見える場合は、master の設定や burst スロット、プロセス数の上限などを見直すと改善することがあります。初心者はまず、メールのキュー状態を「postqueue -p」で確認し、必要に応じて「postsuper -d
id>」で不要なメールを削除する練習から始めると良いでしょう。 - postfix relayhost とは
- postfix relayhost とは、メールサーバーソフトの Postfix における設定のひとつで、送信するメールの“中継先”を決める仕組みです。自分のサーバーが受信したメールを外部へ配信するとき、直送することもできますが、実務では信頼できる外部サーバーを経由して送る方が安定します。relayhost を使うと、すべての外部宛メールが指定した中継サーバーを経由して送られます。使い方の基本は次の通りです。main.cf に relayhost = [smtp.example.com]:587 のように書くと、宛先のサーバーへ直接出す代わりに smtp.example.com へ送るようになります。587 番ポートは TLS 付きの認証付き SMTP が使われることが多く、送信時のセキュリティを高められます。実務では smtp_sasl_auth_enable = yes、smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl_passwd のような設定で認証情報を渡します。TLS を有効にするには smtp_tls_security_level を may または encrypt に設定します。設定後は postfix を再起動して反映させます。設定を始める前に知っておきたいポイントとして、 relayhost を使うと送信経路が一つに絞られるため、中継先のサービスがダウンするとメール送信も止まる可能性があります。中継先に関する契約や許可、ファイアウォールのポート開放、パスワードの保護をきちんと行いましょう。設定をテストするには mailq コマンドや実際のメール送信テストを行います。
- postfix master.cf とは
- postfix master.cf とは、メールサーバー Postfix が動くときにどのデーモンをどう起動するかを決める設定ファイルです。Postfix は受信側の smtpd や、メールを処理する pickup cleanup、キューを管理する qmgr など、複数のデーモンを組み合わせて動きます。master.cf の各行はそんなデーモンを1つずつ定義しており、どの接続形態で、どの権限で、どのプログラムを使って起動するかを決めます。構成の基本は次の点です。行ごとに空白で区切られた複数のフィールドがあり、左から順にサービス名、接続の種類、private、unprivileged、chroot、wake up、最大プロセス数、実行するプログラム名です。実際の意味は公式ドキュメントに詳しく書かれていますが、初心者が知っておくべきポイントは以下です。- inet はネットワーク経由で接続を受け付けるデーモン、unix は UNIX ドメインソケット経由、fifo は名前付きパイプでの通信を表します。- 最後の列には実際に起動されるデーモンの名前が入ります。よく使われるのは smtpd, pickup, cleanup, qmgr, local です。- 変更後は設定を反映させるために postfix reload または systemctl reload postfix を実行します。- セキュリティの観点からは chroot の有無や private/unprivileged の扱いを理解することで、攻撃面を減らすことができます。よくある例と意味の解説例として以下のような記述が導入されています。smtp inet n - y - - smtpdpickup fifo n - y - 1 pickupcleanup unix n - y - 0 cleanupqmgr unix n - y - 1 qmgrlocal unix - - y - - localこれらの行はそれぞれ SMTP の受信、キューの取り出し、キューの整形、キューの管理、ローカル delivery を担当するデーモンを指定しています。新しいサービスを追加したり、不要なサービスを無効化したいときはこのファイルを編集しますが、必ず backup を取り、編集後は postfix check で構文エラーがないか確認してから postfix reload で反映させましょう。最後に、master.cf を理解することはメールサーバーの運用を安全にし、必要な機能だけを有効化するのに役立ちます。初心者のうちは意味を正確に覚えるよりも、代表的な行が何をするかをイメージすることから始めてください。
- postfix mynetworks とは
- postfix mynetworks とは、メールサーバーが信頼できるネットワークの範囲を示す設定のことです。具体的には、あなたのサーバーが認証なしでメールを転送して良いとみなすネットワークのリストを main.cf の mynetworks に列挙します。これは自社の LAN やクラウド上の固定 IP、あるいは localhost に到達するクライアントだけに適用するのが基本です。mynetworks に含まれるネットワークを trusted にすることで、内部のアプリケーションや他のメールサーバーが自分のサーバーを中継として利用できるようになります。一方でこの設定を広く公開したり、インターネット上の任意のアドレスを含めすぎると、誰でもあなたのサーバーを使ってスパムを送れるオープンリレー状態になってしまい、ブラックリスト入りやサーバーの評価低下を招きます。したがって安全性を確保するためには、必要最低限の範囲に留め、必要に応じて mynetworks_style を使ってネットワークの扱いを細かく設定します。基本的な運用手順としては、まず自社のネットワーク情報を把握し、次に /etc/postfix/main.cf に mynetworks の行を追加または更新します。例えば自宅の LAN が 192.168.1.0/24 で、サーバーが 127.0.0.1 のみを含めたい場合は、mynetworks = 127.0.0.0/8, 192.168.1.0/24 のように記述します。さらにネットワークの扱い方を決める mynetworks_style = subnet を設定すると、サブネット単位で信頼範囲を解釈してくれます。設定後は postfix を再読み込みして変更を有効化します(sudo systemctl reload postfix または sudo postfix reload)。その後、信頼ネットワーク内のクライアントからの動作をテストし、認証不要でメールが送信できるかを確認します。実務では、外部からの不正なリレーを防ぐため、recipient restrictions や relay restrictions などの追加設定を併用し、mynetworks の記述を最小限に保つことが推奨されます。
- postfix transport とは
- postfix transport とは、サーバー上で動くメールの配送ルールの一つです。Postfix はメールを送ったり受け取ったりする「郵便係」のような役割を果たすソフトウェアで、届け先に応じてどう渡すかを判断します。その判断材料の一つが transport です。transport というのは「どの配送経路でどの相手先へ送るか」という配送方法を指し、ドメインごとに異なる経路を設定できます。たとえば、会社の外部メールサーバーを使いたいときや、社内のメールはローカルに届けたいときに活躍します。Postfix には transport を設定する仕組みとして transport_maps という設定項目があります。実際には /etc/postfix/transport のようなファイルに、宛先ドメインと配送先を対応づけるルールを書き、postmap コマンドでデータベース化します。例として次のような記述をします: example.com smtp:[mail.example.org] example.net smtp:relay.example.net などです。この例では example.com へのメールは外部の mail.example.org に、example.net へのメールは relay.example.net 経由で送る、という意味になります。設定を反映させるには main.cf に transport_maps = hash:/etc/postfix/transport のように記述し、postfix reload を実行します。注意点として、ドメイン名の綴り、ホスト名の正確さ、ポート番号、TLS の設定などは間違えるとメールが届かなくなることがあります。逆に言えば、transport を使えば特定のドメインを別のサーバーへ振り分けたり、社内メールをローカル配送にしたりと、メールの運用を柔軟にコントロールできます。
- postfix mydomain とは
- Postfixはサーバー上で動くメールの搬送役(MTA)です。webや社内のメールをやり取りする際に使われます。初心者の方にはこの『mydomain』という設定が意味をつかみにくいかもしれません。mydomainはPostfixの main.cf という設定ファイルの中で定義するドメイン名です。簡単に言うと、あなたの“自分のメールの所属ドメイン”のこと。例えば自分の会社のドメインが example.com なら、mydomain には example.com を設定します。これにより、送信元のアドレスのドメイン部分や、ローカルに届くメールのドメインが決まります。具体的には、myorigin という別の設定と組み合わせて、追跡可能なFromヘッダを作るのに使われます。一般的には myorigin = $mydomain として設定することが多いです。そうすると、ローカルのアカウントから外部へ送信するときのメールアドレスは username@example.com のようになります。逆に mydomain を空のままにすると、ドメイン情報が不足してエラーになることがあるので注意してください。設定を変更したら、設定を反映するために postfix reload を実行します。インストール・設定の初期段階では、経験豊富な人のサポートを受けるのも良いのですが、基本は自分のドメインを決めて、それを mydomain に設定し、myorigin をどう扱うかを決めることです。
- linux postfix とは
- linux postfix とは、Linuxで使われるメールの配送を担当するソフトウェアの一種です。正式には「Postfix」という名前の MTA(メール転送エージェント)で、サーバー上で受信したメールを他のメールサーバーへ転送したり、外部へ送信したりします。Postfixは、古くからある Sendmail の代替として広く使われており、設定を細かく調整することができる点が特徴です。メールの届く仕組みは、クライアントが SMTP というルールでメールを送信し、Postfix が受け取り、宛先に応じて次の中継サーバーや最終の受信者へ振り分けます。これを「配送経路(ルーティング)」と呼び、設定ファイル main.cf や master.cf で動作を決めます。なぜ Linux で Postfix を使うのかというと、信頼性が高く、設定が比較的分かりやすいためです。ウェブサイトからの通知メール、サーバーの監視アラート、ユーザー登録の確認メールなど、さまざまな用途に使えます。初心者には初期設定として、SMTP の受け付けポート(通常は25番や587番)を開け、同じサーバー内の sendmail 代替として動作するようにする段階から始めます。実務ではセキュリティ対策として、認証の設定、TLS(暗号化通信)、スパム対策の実装も合わせて行います。要点をまとめると、linux postfix とは Linux 上で動くメール転送エージェントで、メールの受信・転送・送信を仲介します。設定は main.cf や master.cf で行い、実務ではセキュリティや配信の信頼性を高める工夫が必要です。
- prefix postfix とは
- prefix postfix とは、言葉の前後につく要素のことを指します。英語の用語としては prefix が「前につく接頭辞」、postfix が「後ろにつく接尾辞」という意味で使われます。日本語の学習でも、前につく意味を足す prefix、後ろにつく意味を足す postfix の考え方を覚えると、語の意味や品詞の変化が分かりやすくなります。身近な例としては、un- や re- を前につけて単語の意味を変えることが挙げられます。unhappy や redo は prefix の代表例です。後ろにつく例では、-ness で happiness、-ed で walked のように語尾を変えることで名詞化や過去形などの意味変化が起こります。Postfix(接尾辞)は語の意味を後ろに足す役割を持つと覚えると良いでしょう。計算の世界にも prefix/postfix の考え方があります。演算子を前に置く prefix 記法と、演算子を後ろに置く postfix 記法があり、3 4 + や + 3 4 のように表現されます。日常の語形成と算数の記法の両方に関係する概念なので、意味を分解して覚えると英語の理解と算数の考え方の両方が深まります。
postfixの同意語
- 後置記法
- 演算子を被演算子の後ろに置く表記法。式の評価を後ろから順に行うことで、括弧を使わずに計算順序を示せる代表的な記法です。
- 後置表記
- 後置記法の別表現。意味はほぼ同じで、演算子を被演算子の後ろに置く記法を指します。
- 逆ポーランド記法
- RPNとも呼ばれる日本語表現。演算子が被演算子の後ろに来る記法で、計算機の処理で広く使われます。
- Reverse Polish Notation
- 英語表記。後置記法/逆ポーランド記法を指す名称。
- 接尾辞
- 語幹の後ろにつく語形成要素。意味を変えたり品詞を変えたりする言語学上の要素で、英語の suffix に相当します。
- 語尾
- 語の終わりの部分。音声上・書字上の末尾で、意味を変える役割を持つことがあります。
- 後置演算子
- 演算子が被演算子の後ろに来るタイプの演算子。例として C 言語の ++ や -- などがあります。
- ポストフィックス
- 英語の postfix の音写表記。IT・プログラミング文脈で使われることがある名称です。
postfixの対義語・反対語
- prefix(接頭辞/前置辞)
- postfixの対義語。語の前方に付く語素・接辞で、語末につくpostfixと反対の位置に付く。例:un-、pre- など。
- infix(語中辞/語中接辞)
- 語の内部に挿入される語素。postfixは語尾の付加に該当するのに対し、infixは語の内部(語幹の内部位置)に挿入される点が対比的。
- circumfix(周囲接辞/囲接辞)
- 語の前後を同時に囲んで付く接辞。postfixの位置だけでなく、語の前後を同時に覆う形で機能する概念。
- transfix(綴合/分節接辞)
- 語の分節パターン全体にまたがって付く接辞の集合。位置としては固定的な前後配置にとらわれず、語全体のパターンを変える点でpostfixと対比的。
postfixの共起語
- メールサーバー
- 電子メールの送受信を処理するサーバー。Postfixは代表的なメールサーバーの一種です。
- MTA
- Mail Transfer Agentの略。メールの転送・配信を担うソフトウェアの総称。
- SMTP
- メールを送信する際の標準的な通信プロトコル。PostfixはSMTPを使って他のサーバーとやり取りします。
- DNS
- ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組み。メール配送にはMXレコードが関係します。
- MXレコード
- メールを受信するサーバーの所在地を示すDNSのレコード。宛先サーバーを特定します。
- SPF
- 送信ドメインを検証するための認証技術の一つ。正当な送信元を確認します。
- DKIM
- メールの内容が改ざんされていないことを検証する認証技術。署名を用います。
- DMARC
- 認証結果の取り扱い方を決め、レポートを受け取る仕組み。SPF/DKIMと連携します。
- 設定ファイル
- Postfixの挙動を決める設定ファイル。代表的にはmain.cfとmaster.cfです。
- main.cf
- Postfixの主要設定を記述する設定ファイル。
- master.cf
- Postfixのサービス起動と制御を定義する設定ファイル。
- メールキュー
- 転送待ちのメールを一時的に保管する場所。処理の遅延やトラブルシューティングで重要。
- リレー
- 他のメールサーバーへメールを中継する動作・設定。
- ログ
- 送受信や配信の履歴を記録するファイル。トラブル時の原因追跡に使います。
- セキュリティ
- 認証・暗号化・アクセス制御など、悪用を防ぐための対策全般。
- アンチスパム
- 迷惑メールを減らすための技術・設定。
- 配信
- メールを受信者のメールボックスへ届ける処理。
- 転送
- メールを別のアドレスへ自動的に送る機能・設定。
- バウンス
- 配信不能となったメールの返送通知。原因を特定して再送を試みます。
- 監視
- サーバーの状態やパフォーマンスを監視し、異常を検知する作業。
- 後置記法
- 式を後ろに演算子を置く表記法。数学・計算機科学で広く使われます。
- 逆ポーランド記法
- 演算子をオペランドの後に書く表記法。RPNとも呼ばれ、スタックで計算します。
- RPN
- Reverse Polish Notationの略。後置記法の英語表現。
- 演算子
- 数値を計算するための記号や命令。
- オペランド
- 演算対象となる数値や変数。
- スタック
- 後置記法の計算で使われるデータ構造。後から取り出します。
- 式
- 数式・算術表現のこと。
postfixの関連用語
- Postfix(メール転送エージェント)
- メールを他のメールサーバへ転送する役割を担うソフトウェア。代表的なオープンソースの MTA のひとつが Postfix。
- MTA
- Mail Transfer Agent の略。メールを送信・受信時に他のサーバへ転送する役割を果たす仕組み。
- MDA
- Mail Delivery Agent の略。受信したメールを宛先のメールボックスへ配達する役割を担う。
- MUA
- Mail User Agent の略。実際にメールを読み書きするクライアントソフト。例: Thunderbird、Outlook。
- SMTP
- メールを転送する際の基本的な通信プロトコル。Postfix はこの規格を用いてメールを他サーバへ送信する。
- DNS(MXレコード)
- メールの受信先サーバを決定する DNS の設定。MXレコードによりどのサーバへメールを送るかを決定する。
- MXレコード
- メールの配信先となる受信サーバを指示する DNS のレコード。ドメインごとに設定される。
- DKIM
- DomainKeys Identified Mail の略。メールに署名を付け、改ざんやなりすましを検出・防止する仕組み。
- SPF
- Sender Policy Framework の略。送信元のメールサーバを検証してなりすましを抑制する仕組み。
- DMARC
- Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance の略。DKIM/SPF の認証結果の取り扱い方を定義するポリシー。
- TLS
- Transport Layer Security の略。メール通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐ技術。
- SSL
- Secure Sockets Layer の略。TLS の前身で、現在は後方互換性のために使われることがある暗号化技術。
- Postfix main.cf
- Postfix の全体設定を行う設定ファイル。ドメイン、認証、制限などの基本設定を記述する。
- Postfix master.cf
- Postfix のデーモン起動設定を行うファイル。サービス(smtp, submission など)の起動定義を行う。
- virtual_domain
- 仮想ドメイン設定。1 台のサーバで複数のドメインを受け付けられるようにする機能。
- virtual_alias_maps
- エイリアス設定。あるメールアドレス宛てを別のアドレスへ転送する mappings。
- transport_maps
- 配送先の配送ルールをドメインごとに定義する設定。宛先サーバや配送方法を指示。
- postqueue
- Postfix のメールキューの状態を表示・操作するコマンド。
- postmap
- ハッシュやテーブルを作成・更新する Postfix のコマンド。
- smtpd_recipient_restrictions
- 受信時の宛先制限ルールの集合。スパム対策や承認制御を設定。
- SASL
- Simple Authentication and Security Layer の略。SMTP 認証のための認証機構。
- DSN
- Delivery Status Notification の略。メールの配達状況通知の仕組み。
- 逆ポーランド記法
- Postfix notation の日本語名。数式を後置で表す記法。スタックを使って評価する。
- 後置演算子
- 演算子の一種で、演算子が被演算子の後ろに来る形式。例: i++、j-- など。
- 後置インクリメント
- 後置形式の増分演算子。例: i++。現在の値を返した後で変数を1つ増やす。
- 後置デクリメント
- 後置形式の減算演算子。例: i--。現在の値を返した後で変数を1つ減らす。
- 前置演算子
- 演算子が被演算子の前に来る形式。例: ++i。先に値を変える。
postfixのおすすめ参考サイト
- 【入門】Postfixとは?メールサーバー構築方法と基本設定
- Postfixとは?詳細情報を解説 | OSSサポートのOpenStandia™【NRI】
- postfixとは・意味・使い方・読み方・例文 - 英ナビ!辞書 英和辞典
- STARTTLSとは?仕組みや設定方法、メリット・デメリットまで解説
- Postfixとは - IT用語辞典 e-Words
- Postfixとは?詳細情報を解説 | OSSサポートのOpenStandia™【NRI】
- Postfix入門:初心者のためのわかりやすいガイド - Zenn



















