wordmarkとは？初心者でもわかるデザイン用語ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

wordmarkとは何か

wordmarkとは、ブランド名そのものをデザインして作られたロゴのことです。企業名や商品名を、文字の形・間隔・太さ・曲線などのタイポグラフィ要素を工夫して視覚的に表現します。

このタイプのロゴは、文字だけを使ってブランドを伝えるため、アイコンや絵柄といったシンボルは必要ありません。ブランド名の読みやすさと覚えやすさを両立させることが成功の鍵です。

wordmarkと logomark の違い

デザイン用語としては、wordmarkは文字を主役にしたロゴを指します。対して、logomarkはシンボルやアイコンが主役で、名前は補助的に使われることが多いです。実務では、両者を組み合わせてブランドを表現するケースもありますが、基本的な考え方として「文字だけで勝負するか、絵柄で勝負するか」が分かれ道になります。

設計のポイント

・読みやすさと独自性を両立させること。文字の形を微調整して、ブランド名の読みやすさと印象の強さを同時に狙います。

・タイポグラフィの工夫。特定の文字の結合、角の丸み、筆記体風のカーブなどを取り入れて、他社と区別できる個性を出します。読みやすさと個性のバランスが大切です。

・カラーと適用範囲。単色でも使える設計にしておくと、名刺・ウェブ・看板など、さまざまな媒体で一貫した見た目が保てます。

表で見るポイント

要素の種類	説明
wordmark	文字を主役にしたロゴ。ブランド名の形が視覚アイデンティティになる。
logomark	シンボルが主役。ブランド名は補助的に使われることが多い。
logotype	文字ベースのロゴ全般を指す広い意味。wordmarkを含む場合もある。

実務での使い方のコツ

・ブランドの一貫性を保つ。書体・字間・行間・カラーを、web・印刷・包装など全ての媒体で揃えることが大切です。

・長いブランド名には工夫が必要。文字の詰め方・太さ・高さを調整して、縮小時にも識別できるデザインを目指します。

・言語や市場を跨ぐ場合の配慮。読みの難しい文字を避ける、または複数言語対応のフォントを用意するなど、多言語対応を意識した設計が重要です。

まとめ

wordmarkは、名前を美しく整えることでブランドの第一印象を作る強力な武器です。適切に設計されれば、シンボルがなくても強いアイデンティティを伝えることができます。

wordmarkの同意語

ロゴタイプ: 文字だけで構成されたロゴを指す用語。ブランド名をフォントで表現する、最も一般的な wordmark の形式です。
ワードマーク: Wordmark の直訳・借用表現。ブランド名そのものをデザインした、文字主体のロゴを指します。
文字ロゴ: 文字を中心にデザインされたロゴの総称。読みやすさとブランド名の認識を重視します。
テキストロゴ: テキスト（文字情報）を中心に構成されたロゴ。シンプルで識別性が高いのが特徴です。
タイポグラフィーロゴ: タイポグラフィ（活字デザイン）を活かしたロゴ全般を指す表現。フォント選択が重要です。
タイポグラフィックロゴ: タイポグラフィを活かしたロゴの別表現。フォントと字形を活かしたデザインを指します。
文字ベースのロゴ: 文字をベースにしたロゴ。図案性より文字の可読性とブランド名の伝達を重視します。
文字だけのロゴ: 文字のみで構成されるロゴ。マークなしで名を伝える形式です。

wordmarkの対義語・反対語

ブランドマーク: 文字を使わず、記号や象徴だけでブランドを表現するロゴ形式。wordmark（文字のロゴ）に対して、文字情報を排除したデザインという意味で対比的に使われます。
シンボルロゴ: 文字を含まず、象徴的なシンボルを中心にデザインするロゴ。視覚的アイコンによってブランドを伝えます。
ピクトリアルマーク: 具象的なモチーフ（動物・物・自然など）を図形化したロゴで、文字はほとんど使われません。
アイコンロゴ: 小さなアイコンや図形を主体にしたロゴ。文字要素を最小限に抑え、アイコンでブランドを識別させます。
モノグラム（イニシャルロゴ）: 頭文字だけを組み合わせたロゴ。複数文字の語全体を使わず、デザインの美しさを優先する場合に用いられます。
文字なしロゴ: 完全にテキストを排除し、記号・形状だけでブランドを伝えるタイプ。

wordmarkの共起語

ワードマーク: wordmarkの日本語表現。文字だけで構成されたロゴのこと。ブランド名をタイポグラフィで表現したデザイン。
ロゴタイプ: ロゴの一形式。ブランド名を文字として図案化したデザインを指すことが多い。
ロゴデザイン: ロゴの設計全般を指す用語。形・色・タイポグラフィを組み合わせてブランドを視覚化する作業。
ロゴマーク: 文字以外の図形要素を含むこともある、ブランドを識別する図像ロゴ。シンボルを伴うことが多い。
書体: ロゴ内の文字の見た目のこと。太さ・角・高さなどの特徴を指す。
フォント: 文字のデザイン体系。特定の書体ファミリを指す言葉。
タイポグラフィ: 文字の選択・配置・間隔を設計するデザイン分野。ブランドの雰囲気を作る要素。
セリフ体: 文字の末端に装飾線（セリフ）がある書体。伝統的で正式な印象を与えることが多い。
サンセリフ体: セリフなしの現代的な書体。読みやすくデジタルに適している。
タイプフェイス: 書体・フォントを指す別の表現。特定の文字集合のデザイン全体を指すことも。
商標: ブランドを識別する標章。商品・サービスを他と区別する識別記号。
商標登録: 商標として法的保護を受けるための登録手続き。
ブランドアイデンティティ: ブランドが伝えたい価値観・性格を視覚と文言で表現する総体。
ブランド: 企業・製品のブランドそのもの。信頼感や個性を伝える単位。
ブランドガイドライン: ロゴのカラー、フォント、使用サイズ、配置などの公式ルール集。
ブランドロゴ: ブランドを象徴するロゴ全般を指す呼称。
コーポレートアイデンティティ: 企業全体のアイデンティティを形作る総合要素。ブランド戦略の中核。
アイデンティティデザイン: ブランドアイデンティティを具体的なデザインとして形にする作業。
視認性: 遠距離や小さなサイズでも識別できる能力。
可読性: テキストを迅速かつ容易に読める程度。
色彩設計: ブランドカラーの選定と組み合わせ方。視覚的な印象を決める要素。
色使い: 色の配分・コントラスト・バランスの工夫。
シンボル: ロゴの文字以外の象徴的な図形要素。認識性を高める役割。
グリフ: 文字の最小単位となる字形のこと。各文字の形の部品。
バリエーション: 同じロゴのカラー/サイズ/縦横比などの派生版や適用形態。

wordmarkの関連用語

ワードマーク: 文字だけで構成されたロゴ。ブランド名を強調するタイポグラフィ中心のロゴタイプ。
ロゴタイプ: 文字を中心にデザインされたロゴの総称。wordmarkとほぼ同義で使われることが多い。
ロゴマーク: 文字を使わず図形・アイコンだけのロゴ。識別を図形で伝えるタイプ。
レターマーク: 頭文字のみをデザインしたロゴ。企業名の頭文字を強調する場合に使われる。
モノグラム: 複数の文字を組み合わせて一つのマークにしたロゴ。
組み合わせマーク: 文字と図形・アイコンを組み合わせたロゴ。最も汎用的なタイプの一つ。
ブランド: 企業・製品に付随する価値観・信頼・印象の総称。
ブランディング: ブランド戦略全般。名前・ロゴ・色・声のトーンを一貫させる活動。
ブランドアイデンティティ: ブランドの視覚と言葉の要素を統合した体系。ロゴ・カラー・フォント・文体の一貫性が重要。
視覚的アイデンティティ: ロゴ・カラー・タイポグラフィ・レイアウトなど、見た目の統一性を指す。
タイポグラフィ: 文字の形・配置・組み方の美学と技術。
書体: 同一デザインの文字セットの総称。
フォント: 実際に使える文字の集合、デジタルファイルやスタイルのこと。
カーニング: 文字同士の間隔を微調整して読みやすさと美しさを整える。
トラッキング: 文章全体の文字間を均等に調整する技法。
行間: 行と行の間隔。
xハイト: 小文字の高さの指標。デザインでの読みやすさに影響。
基線: 文字の下端を支える想定ライン。
カラーパレット: ブランドで使う色の組み合わせ。用途別に複数用意する。
カラー心理学: 色が伝える感情・印象の研究。
ブランドガイドライン: ロゴの配置・色・フォント・使い方などの公式ルール集。
商標: ブランド名やロゴの法的保護を受ける権利。
商標登録: 商標として正式に登録し権利を確保する手続き。
著作権: デザイン作品の創作者に与えられる法的権利。
ベクター: 点と線で描く解像度に依存しない画像形式。
SVG: ウェブで使われるベクター画像の標準形式。
スケーラブルベクターグラフィックス: 拡大縮小しても品質が崩れないベクター画像の総称。
ラスタ形式: ピクセルで表現される画像形式。
ビットマップ: ラスタ形式の別名。
ベクタ化: ラスタ画像をベクター形式に変換する作業。
ロゴデザイン: ロゴを作るデザイン過程。アイデア出しから形にするプロセス。
可読性: 小さなサイズでも文字が読みやすいかどうか。
判読性: 遠くや小さくても文字を認識できる度合い。
シンプルさ: 要素を減らして分かりやすくする設計原理。
レスポンシブロゴ: 媒体サイズに応じて形を変化させるロゴ。
ブランド使用規定: ロゴの最小サイズ、背景、配置などの使用条件。
アイデンティティシステム: ブランド要素を統一する設計体系。
ブランド資産: ロゴ、カラー、フォント、テンプレ、写真（関連記事：写真ACを三ヵ月やったリアルな感想【写真を投稿するだけで簡単副収入】）などブランドに関する素材の総称。
ピクトリアルマーク: 図形的、象徴的なマーク。実物を模した形や象徴的なアイコン。
抽象的マーク: 具体物を描かず、抽象的な図形でブランドを表現するマーク。
ブランドエクイティ: ブランドに蓄積された価値・信頼・認知度の総量。
アプリアイコン: スマホやデスクトップアプリの小さな識別アイコン。
ファビコン: ウェブサイトのタブに表示される小さなアイコン。
タイポグラフィ主導のブランディング: タイポグラフィを中心に据えたブランド構築アプローチ。
字形: 文字の形そのもの。
グリフ: 文字の最小単位の形。
余白: デザインに余裕を持たせる空白領域。
ネガティブスペース: 形と形の間の空白を活用して意味を作るデザイン技法。
タイポグラフィ階層: 見出し・本文など、文字の階層関係を設ける設計。
整列: 要素を揃えて整え、読みやすさと美しさを高める。
グリッドシステム: 整ったレイアウトを作る格子状の枠組み。
アクセシビリティ: 色覚・視認性・操作性など、誰でも使いやすい設計。
ライセンス: 素材の使用条件。商用利用の可否やクレジットなど。
ブランド差別化: 競合との差を明確にし、独自性を打ち出す戦略。
商標侵害: 他者の商標権を侵害しないよう注意すること。
ブランドボイス: ブランドの文章スタイル・トーン・言葉遣い。
一貫性: ブランド全体で表現を揃えること。
ブランド資産の管理: ロゴ・カラー・フォントの更新・配布・権利管理を一元化して管理する仕組み。