rfxとは？初心者でもわかる基礎と使い方ガイド共起語・同意語・対義語も併せて解説！

この記事を書いた人

高岡智則

年齢：33歳性別：男性職業：Webディレクター（兼ライティング・SNS運用担当）居住地：東京都杉並区・永福町の1LDKマンション出身地：神奈川県川崎市身長：176cm 体系：細身〜普通（最近ちょっとお腹が気になる）血液型：A型誕生日：1992年11月20日最終学歴：明治大学・情報コミュニケーション学部卒通勤：京王井の頭線で渋谷まで（通勤20分）家族構成：一人暮らし、実家には両親と2歳下の妹恋愛事情：独身。彼女は2年いない（本人は「忙しいだけ」と言い張る）

rfxとは？基本の定義

rfxはビジネスの調達プロセスで使われる用語の総称です。英語表記ではRequest for Xの略で、企業が外部のベンダーに対して情報提供、提案、見積もりを依頼する際に使われます。目的は情報を集め、最適な選択をすることです。

ここでは代表的なRFI、RFP、RFQの違いと使い方を、初心者にも分かるように解説します。

rfxの主な種類

種類	目的	典型的な場面	例
RFI	情報収集	未知のニーズや市場調査	ベンダーに基本情報を尋ねる
RFP	提案の比較・評価	解決策の提案を比較	ベンダーの提案書を依頼
RFQ	価格の比較	具体的な価格を取得	条件付きの見積を取得

rfxを使う基本の流れ

まずは要件を明確にし、次にドキュメントを作成して公開します。外部のベンダーから回答を受け取り、評価・比較を行い、最適な提案を選んで契約へと進みます。

1. 要件整理：何を成果物として欲しいのかを具体化する

2. ドキュメント作成：RFI/RFP/RFQの内容を整える

3. 公開と回答：回答期間を設定し、質問を受け付ける

4. 評価と選定：評価基準に沿って提案を比較する

5. 契約・実行：選定後に契約を結び、実務を開始する

初心者が押さえるポイント

・要件をできるだけ具体的に書くことが成功のカギです。

・質問は明確に。曖昧さを減らすほど回答の質が上がります。

・評価基準を事前に決めておくと、後でトラブルが減ります。

よくある質問

Q: rfxとRFQは同じですか？

A: いいえ、RFQは価格重視の要求であり、RFXの一種です。

rfxの同意語

RFx: 調達の総称。RFI、RFP、RFQ など、情報提供・提案・見積りを総括する英語表現。
RFI: 情報提供依頼。市場情報や技術情報を収集するための前段階の依頼。
RFP: 提案依頼。ベンダーに解決策と実装案の提案を提出してもらう正式な依頼文書。
RFQ: 見積依頼。価格・条件の見積りを提出してもらうための依頼文書。
RFT: Request for Tender の略。入札を促す調達文書で、国や組織によって意味が地域差で使われることがある。
ITT: Invitation to Tender。入札参加を正式に招待する文書。
ITB: Invitation to Bid。入札の招待を正式に通知する文書。
Tender: 入札。複数の提案・見積りを競わせる正式な募集形式。
Bid: 入札・応札。ベンダーが価格・条件を提示して競争する行為や提出物。
Quotation Request: 見積依頼。価格・納期・条件の見積りを求める依頼。
Proposal Request: 提案依頼。解決策の提案を募る依頼。
Information Request: 情報提供依頼。市場情報や技術情報の提供を求める依頼。
EOI: Expression of Interest（興味表明）。公募の初期段階で参加の意向を示す手続き。

rfxの対義語・反対語

提供: 情報・価格・条件などを依頼される代わりに、こちらから相手へ提供する行為。RFX が情報の収集・要求を指す場面に対して、対義語は“提供”です。
供給: 商品・サービスを相手に渡す行為。買い手の依頼に対して応じて“供給”する側の動作が対になるイメージ。
提案: 自発的に条件・価格などを提示する行為。RFX が依頼の提出を指すのに対し、提案はその反対の動作です。
入札: ベンダー側が価格・条件を提示して競争する行為。RFX が情報収集・依頼の側であるのに対し、入札は提供側の応答・競争行為。
応答: 依頼に対して回答・返答を行うこと。RFX は依頼を出す側の動作を示すことが多いため、応答はその対義語とみなせます。
契約成立: RFX のプロセスが終わり、正式に契約が締結され、取引が成立する状態。結果としての対義語です。
直接購入: RFX を経由せず、直接商品やサービスを購入する方法。RFX の回避・代替として捉えられます。

rfxの共起語

RFX: RFI・RFP・RFQ・RFO などの調達文書を総称して指す略語であり、複数の依頼形態をひとまとめにする表現です。
RFI: 情報収集のための問い合わせ。組織のニーズや前提条件を把握する目的で、ベンダーに質問を投げる初期文書です。
RFP: 提案依頼書。ベンダーに対して具体的な提案と価格、納期などを含む回答を求める正式な依頼文書です。
RFQ: 見積依頼書。価格と条件を中心に複数のベンダーから見積もりを集め、比較検討するための文書です。
RFO: オファーの依頼。提供してもらえる条件や提案を幅広く求める文書です。
RFx: RFI・RFP・RFQ・RFO の総称。
提案依頼書: RFP の日本語表現で、ベンダーに提案の提出を求める文書です。
見積依頼: RFQ の日本語表現で、価格の見積もりを依頼する文書です。
見積り: 提案ではなく見積もりそのもののことを指す場合があり、見積依頼に対する回答として提出されます。
ベンダー: 製品やサービスを提供する企業や事業者。
サプライヤー: ベンダーと同義で、購買対象となる供給者。
調達プロセス: 必要な商品やサービスを手に入れるための一連の手続きで、要件定義から契約、納品までを含みます。
入札: 価格や条件を競い合わせて最適な提供者を選ぶ手続きの総称。
競争入札: 公開・公正な競争を通じて最適なベンダーを決定する入札形態。
公募: 一般に募集をかけ、広く参加を促す形式の募集。
公告: 入札情報を公的に周知する告知。
提案: ベンダーが提出する解決策や価格、納期などをまとめた回答。
評価基準: 提案を比較する指標で、価格・品質・納期・実績などが含まれます。
評価結果: 評価の結論と採択された提案の情報。
契約条件: 契約書に盛り込まれる条項で、納期・支払条件・保証などを含みます。
契約締結: 契約書に署名して法的に成立させること。
納期: 納品の予定日または期日。
納品: 製品やサービスが顧客に渡されること。
価格: 取引金額の目安となる数値。
コスト削減: 購買コストを下げる工夫や施策。
透明性: 調達過程の公正さと情報公開の度合い。
コンプライアンス: 法令や社内規定に適合させること。
リスク管理: リスクを特定・評価・対処する活動。
デューデリジェンス: 取引前の適正性やリスクを確認する調査作業。
テンプレート: 標準の文書様式のひな形。
RFX管理ツール: RFXの作成配布評価を効率化するソフトウェアやツール群。
RFXプロセス: RFX を実施する一連の手順。
評価委員会: 提案を評価するために選任されたメンバーの集まり。
サプライチェーン: 原材料から最終製品の供給・流通までの一連の流れ。
要件定義: 実現したい機能や条件を整理する作業。
要件: 必要条件や仕様のこと。
技術的要件: 技術面で求める仕様や性能。
納品要件: 納品時の条件や仕様。
オークション: 価格を競り合う入札形式のひとつ。
電子入札: オンラインで実施する入札手続き。
SLA: サービスレベル合意。提供するサービスの品質・可用性・対応時間などを明確にする契約。

rfxの関連用語

RFX: 購買調達プロセスの総称。Request for X の略で、情報提供・提案・見積・入札など、Xに入る語を指す一連の依頼形式を指します（RFx とも表記されます）。
RFx: RFX の別表記。X は Information、Proposal、Quotation、Tender など任意の依頼要素を表す用語を指し、総称としての調達プロセスを意味します。
RFI: 情報提供依頼。市場情報やベンダーの能力、技術的適合性を調べる初期段階の文書で、次の段階（RFP/RFQ など）を決めるために使われます。
RFP: 提案依頼書。課題解決の提案内容と実行計画、技術的要件、納期、価格などをベンダーに提出させ、総合的な評価で選定します。
RFQ: 見積依頼書。価格を中心に具体的な見積りを求め、比較・選定を行います。定型的・標準的な要件に適用されることが多いです。
RFT: 入札依頼書。正式な入札プロセスを指し、競争入札形式で最も適した提案を選ぶ際に用いられます。
RFO: オファー依頼書。提案だけでなく、条件・価格の提示を求める形式で用いられることがあります。
RFB: 入札依頼書。入札（Bid）を募集する文書。特に公的機関の文脈で使われることが多いです。
eRFX: 電子的に RFx を実施する仕組み。オンラインの調達システムを用いて情報提供・提案・見積などをデジタル化します。
eProcurement: 電子調達。購買プロセス全体をオンライン化・自動化することを指します。
提案書: ベンダーが課題解決案・実行計画・技術要件・価格をまとめた正式な文書。RFP の回答物として提出されます。
見積書: 価格を明記した文書。RFQ への回答として提出されることが多いです。
競争入札: 複数のベンダーが価格・条件で競い合う調達プロセス。公正性と透明性が求められます。
入札: 入札手続き全般。価格・条件を提示し、最も有利な提案を選ぶ行為です。
要件定義: 調達の前提となる機能・性能・条件を整理・明確化する作業。RFX の基礎情報になります。
仕様書/スペック: 求める技術要件を具体的に記載した文書。ベンダーの提案の判断基準となります。
契約条件: 納期・価格・支払条件・保守・知財など、契約の具体的条件を定義します。
評価基準: 提案を比較・評価する際の指標。価格、技術力、納期、品質、リスクなどを含みます。
ベンダー評価: 提出回答や実績、信頼性、財務健全性などを総合してベンダーを評価するプロセス。
デューデリジェンス: ベンダーの信用・法令適合・財務・リスク等を詳しく調査する精密審査。
NDA（機密保持契約）: 情報を秘密に取り扱う契約。RFX の情報共有時に結ぶことが一般的です。
SOW（Statement of Work）: 業務範囲声明。プロジェクトの成果物・作業範囲・納期・責任分担を明確化する文書。
契約管理: 契約の履行・変更・監視・リスク管理など、契約開始後の管理活動全般。
落札通知/契約締結: 最も適切な提案が選定され、正式に契約を締結するフェーズ。場合により落札通知が出されます。
短リスト化: 初期段階で候補ベンダーを絞り込み、短いリスト（shortlist）を作成する作業。